小学校の入学準備(学習面)の本番は年長の秋〜冬です。春は説明会や持ち物の準備で手一杯になるので、机まわりの習慣づくりは前倒しが現実的。やることは「ひらがな・数の基礎」「時計と生活リズム」「机に向かう習慣」の3つです。2026年9月18日時点の公式情報で、通信教育2社の入学準備の仕組みを整理しました。
この記事でわかること
- 入学準備(学習面)をいつから・何から始めればいいのか
- 年長のうちにやっておくべき3つのこと
- こどもちゃれんじとスマイルゼミの「入学準備プログラム」と費用の違い
結論|「移行のなめらかさ」か「端末の続けやすさ」かで分かれる
先に結論です。どちらも入学準備に使えますが、得意な形が違います。
- こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉 … 年長向けに「1年生準備スタートボックス」があり、4月から〈チャレンジタッチ1ねんせい〉へそのまま接続。移行のなめらかさで選ぶならここ
- スマイルゼミ幼児コース … 公式が「小学校入学準備ができる」と掲げる構成で、タブレットは小学生コースでもそのまま使える。端末と習慣を変えたくない家庭に
- 急がない選択もあり … 年長は紙のワーク中心にして、通信教育は小1から低価格のもので始める道もあります(後述)
入学準備はいつから始める?
年長の秋〜冬に始めるのが現実的です。目安になるのは教材側のカリキュラムで、こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉は8月号以降の入会者向けに「1年生準備スタートボックス」を用意しています。つまり教材側は夏から入学準備仕様に切り替わっています。
一方で、入学直前の2〜3月は健康診断や持ち物の名前つけなど生活面の準備が重なります。学習面の習慣づくりをその時期に詰め込むと親子とも余裕がなくなるので、秋〜冬のうちに「毎日10分机に向かう」を当たり前にしておくのがいちばんの近道です。

「入学までまだ半年ある」ではなく「行事だらけの半年しかない」と考えるのがおすすめです。運動会・発表会・年末年始で、年長の後半は思った以上に短いです。
年長のうちにやることは3つ
① ひらがな・数の基礎
小1の国語・算数は「ひらがなが読める・10までの数がわかる」前提で進みます。完璧である必要はありませんが、自分の名前の読み書きと、数を数えることに抵抗がない状態まで持っていけると、入学後の授業が「知ってることの確認」から始められます。
② 時計と生活リズム
学校生活は時間で動きます。「長い針が6になったら片づけようね」のように、時計を見て行動する練習を生活の中に混ぜておくと、入学後の朝の支度や時間割の切り替えがぐっとラクになります。スマイルゼミが年長向けの学習に時計を入れているのも同じ理由です。
③ 机に向かう習慣
いちばん大事なのはここです。内容よりも「毎日決まった時間に短く机に向かう」という型そのもの。1日10分で十分です。入学後はこの型の上に宿題が乗るので、型がある子とない子で親の負担が大きく変わります。
通信教育2社の「入学準備」を比較
入学準備プログラムと費用を一覧で比べます。
| 項目 | こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉 | スマイルゼミ 幼児コース |
|---|---|---|
| 入学準備の形 | 「1年生準備スタートボックス」(8月号以降の入会者向け・1年生準備ワーク国語算数・めざましコラショ等) | 公式が「小学校入学準備ができる」と明記(ひらがなカタカナ・時計・1年生の計算準備) |
| 年長の月額(税込) | ハイブリッド 12か月一括で月あたり2,880円(3月号まで)/毎月3,640円 デジタル 一括1,980円/毎月2,390円 | 3,630円〜(別途タブレット代10,978円) |
| 小1への接続 | 4月号から〈チャレンジタッチ1ねんせい〉へ=一括 月あたり3,630円/毎月4,530円 | 小学生コースへ自動継続=小1標準12か月一括 月3,630円・タブレットはそのまま使える |
| 端末 | スタイルにより紙+デジタル | 専用タブレット |
金額はこどもちゃれんじが2026年9月3日、スマイルゼミが2026年9月4日に各社公式サイトで確認した税込金額です。一括払いの金額は開始月号によって変わると公式に注記があるので、申し込み前に最新の案内で確認してください。
こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉|「1年生準備スタートボックス」で移行がなめらか
じゃんぷの強みは、年長の教材から〈チャレンジタッチ1ねんせい〉まで1本の流れで設計されていることです。1年生準備スタートボックスには1年生準備ワーク(国語・算数)やお名前シールが入り、タブレットには2027年3月24日まで1年生準備コンテンツ(国語・算数・時計など)が配信されます。「入学準備→入学後」を教材の切り替えなしで進めたい家庭に向いています。
ベネッセの入学準備をまとめて確認するなら
1年生準備スタートボックスの内容と、開始月号ごとの受講費の最新情報が届きます。体験教材つきなので、お子さんがひとりで取り組めそうかも確認できます。
スマイルゼミ幼児コース|タブレットそのままで小1へ
スマイルゼミの強みは環境を変えずに続けられることです。年長で使っている専用タブレットが小学生コースでもそのまま使え、教科書準拠の1年生カリキュラムに自動でつながります。「ひとりで学ぶ習慣が入学後の武器になる」という公式の設計思想どおり、自動丸つけでひとり学習が回りやすいのが特徴です。



比べるときは月額だけでなく初期費用と途中でやめたときの請求も見てください。スマイルゼミはタブレット代10,978円が別途かかり、短期退会では追加請求があります。
急がない選択もある|年長は紙ワーク中心という道
正直に書くと、入学準備に通信教育が必須というわけではありません。市販のひらがな・数ワークと生活の中の時計練習でも、上の3つは十分カバーできます。その場合は、通信教育は小1から始める前提で、月2,178円(税込・12か月一括・2026年8月時点)の東進オンライン学校のような低価格帯から入る道もあります。大事なのは教材の豪華さではなく、毎日の型が入学までにできているかです。
入学準備でよくある質問
Q1. 入学準備はいつから始めるのがいいですか?
年長の秋〜冬が現実的です。教材側も夏から入学準備仕様に切り替わり、入学直前の2〜3月は生活面の準備で忙しくなるためです。
Q2. 何を最優先すべきですか?
毎日10分机に向かう習慣です。ひらがなや数の内容より、決まった時間に取り組む型そのものが入学後の宿題の土台になります。
Q3. 通信教育を使わなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。市販ワークと生活の中の時計練習でもカバーできます。教材の管理や丸つけを自動化したい家庭に通信教育が向いています。
Q4. こどもちゃれんじの「1年生準備スタートボックス」とは何ですか?
じゃんぷの8月号以降の入会者向け教材で、1年生準備ワーク(国語・算数)やめざましコラショなどが入ります。4月からはチャレンジタッチ1ねんせいに接続します。
Q5. 年長の途中からでも入会できますか?
できます。ただし12か月一括払いの金額は開始月号によって変わると公式に注記されているので、申し込み時に自分の開始月号での総額を確認してください。
まとめ
- 入学準備(学習面)の本番は年長の秋〜冬。直前の2〜3月は生活準備で手一杯になる
- やることは3つ。①ひらがな・数の基礎 ②時計と生活リズム ③毎日10分机に向かう習慣
- 移行のなめらかさならこどもちゃれんじ(1年生準備スタートボックス→チャレンジタッチ接続)
- 端末と習慣を変えたくないならスマイルゼミ(タブレットそのままで小1へ)
- 通信教育なしでも準備はできる。一括払いの金額は開始月号で変わるので申し込み前に公式で確認
金額はいずれも本文記載の確認日時点で各社公式サイトに記載のある税込金額です。
次の一歩
わが子に合う教材を決める
入学準備のやり方が決まったら、教材そのものの相性を確認します。主要な通信教育の会費・教材の形・向き不向きを1ページにまとめています。
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