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「防災×感染対策」を楽しく学ぶ!地域連携で育む子どもの安全意識【教育ニュース】

目次

地域全体で子どもたちの安全を守る連携

今回のイベントは、国立大学法人静岡大学と丸石製薬株式会社が共同で開発した「防災×感染対策」の紙芝居教育ツール『かんせんレスキューシズマルーズ ようちえんにやってきた』を活用したものです。大阪府立汎愛高等学校の生徒さんたちが読み聞かせ役となり、大阪市鶴見区内の幼稚園やこども園で園児たちに届けられました。

この取り組みの素晴らしい点は、企業(丸石製薬)、大学(静岡大学)、高校(汎愛高校)、そして幼稚園・こども園が手を取り合った「地域連携」によって実現したことです。

学生と大人が集まった集合写真。手前の学生たちは、がんや肝臓病に関するイラスト入りの教育資料を提示しており、健康教育プロジェクトの発表会の様子と見られる。

イベント開催の背景

丸石製薬は、共同開発したこの紙芝居教材を地域や教育機関で役立てたいと考えていました。そこで、読み聞かせ役には園児たちと年齢が近い高校生が良いのでは、と汎愛高校に協力を呼びかけました。汎愛高校は以前から近隣の園と交流があり、高校生にとっても保育士などを目指す上での貴重な職業体験となることから、快く引き受けたそうです。

実際に読み聞かせを担当した高校生は、「この紙芝居の読み聞かせをしっかり練習して、園児に楽しんでもらえるように頑張ります」と意気込みを語っていました。

体育館のような場所で、複数の学生が何らかのイベントや発表を行っている様子です。赤いジャージを着た学生たちが中心におり、クリスマスツリーも飾られています。

遊びながら学ぶ「防災×感染対策」

イベント当日、高校生のお兄さんお姉さんたちは、紙芝居のキャラクターである5人のレンジャーになりきって登場しました。手洗い、アルコール消毒、換気、咳エチケット、塩素系消毒という感染症対策の基本をモチーフにしたキャラクターの絵を首から下げ、園児たちが視覚的にも楽しめるよう工夫されていました。

紙芝居が始まる前から、高校生と園児たちは「まるっと了解!」というシズマルーズの決めゼリフの練習をしたり、お庭で一緒に遊んだりして交流を深めました。読み聞かせ中も、ただ聞くだけでなく、一緒に体を動かしたり、替え歌を歌ったりすることで、園児たちは集中力を途切らせることなく、楽しんで参加していたようです。

舞台上で学生たちが動物の名前が書かれたカードや絵本を使ってパフォーマンスを行っており、多くの園児たちが床に座ってそれを見ている様子。教育的なイベントや劇が開催されているようだ。

紙芝居の後は、作中に出てくる感染対策にまつわる○×クイズも実施されました。園児たちは正解だと思う方に分かれて、発表をワクワクしながら待ち、当たると「やったー!」と飛び跳ねて大喜びする姿が見られました。

幼稚園か保育園のホールで、園児たちが大人たちによる教育的なイベントに参加している場面です。大人たちは絵や「X」マークのカードを提示し、園児たちは楽しそうに手を挙げています。

「脅さない防災」と「フェイズフリー防災」の考え方

この紙芝居には、静岡大学教育学部の研究室が提唱する「脅さない防災」や「フェイズフリー防災(防災の日常化)」という考え方が取り入れられています。

  • 脅さない防災: 災害の恐ろしさを過度に強調するのではなく、子どもたちが安心して学べるように工夫されています。

  • フェイズフリー防災(防災の日常化): 防災を特別なことではなく、普段の生活の中で自然と実践できるような習慣として身につけてもらうことを目指しています。

丸石製薬が長年培ってきた感染対策のノウハウと、これらの教育的な視点が融合することで、園児が楽しく、そして日常生活の中で実践できる知識を身につけられるよう、様々な工夫が凝らされているのです。

紙芝居には、読み聞かせ後にクイズやスタンプラリー、ゲームなどを行える活用ガイドも付属しており、読み手側にはさらに詳しい感染対策のポイントが記載されているため、対象に合わせて内容をアレンジすることも可能です。

小学生の保護者としてできること

今回の取り組みは主に幼稚園やこども園の園児が対象でしたが、今後、幼稚園や保育園だけでなく、小学校などでの活用も予定されているとのことです。

災害時における感染症対策は、子どもたちの命と健康を守る上で非常に重要です。この紙芝居のように、子どもたちが楽しみながら学べる教材が増えることは、親としてとても安心できるニュースだと感じています。

私たち保護者も、日頃から子どもたちと一緒に防災や感染対策について話し合ったり、手洗いや換気といった基本的な習慣を改めて見直したりする良い機会になるでしょう。例えば、家庭でオリジナルの「感染対策レンジャー」を考えてみるのも面白いかもしれませんね。

まとめ

企業、大学、高校、そして地域の教育機関が連携し、子どもたちが楽しみながら「防災×感染対策」を学べる紙芝居イベント。これは、地域全体で子どもたちの安全を守り、未来につなぐための大切な一歩だと感じています。このような素敵な取り組みが、さらに多くの地域や学校に広まっていくことを期待しています。


出典:PR TIMES
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