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「フィルターバブル」を知る教材が受賞!小学生のICT教育に役立つニュース

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ICTリテラシー向上の教材が「School賞」を受賞

スマートニュース メディア研究所が提供している無料教材「SNSのアルゴリズムを体験しよう―アルゴリズムに『自分がなってみる』―」が、総務省などが主催する「DIGITAL POSITIVE ACTION AWARDS 2026」で「School賞」を受賞しました。

この賞は、インターネットやSNSを適切に使うための能力(ICTリテラシー)を高める優れた教材に贈られるものです。全71件のエントリーの中から選ばれ、「教育現場で活用したい、学生および教職員向けに役立つ教材」として高く評価されました。

DIGITAL POSITIVE ACTION AWARDS 2026の授賞式で、スーツ姿の二人の男性がトロフィーを授受している様子です。

「フィルターバブル」ってなあに?

私たちがSNSやニュースアプリを使っていると、それぞれのサービスが「どんな情報を優先して見せるか」を決めているんです。これが「アルゴリズム」と呼ばれるものです。

このアルゴリズムは、私たちが過去に見た情報や興味に基づいているため、知らず知らずのうちに自分が見たい情報ばかりが表示される状態に閉じ込めてしまうことがあります。これを「フィルターバブル」と呼びます。例えば、いつも同じ意見ばかり見ていると、違う意見があることに気づきにくくなってしまう、なんてこともあるかもしれません。

今回受賞した教材は、子どもたちが「アルゴリズムのように」情報を取捨選択する体験を通じて、このフィルターバブルなどの問題点を理解し、情報と健康的に付き合う方法を考える手助けをしてくれます。まるで自分が情報を選び取る立場になってみることで、仕組みがよくわかるようになっているんですね。

授業でも家庭でも活用できる無料教材

この教材には、授業の流れやポイントをまとめた実践例、そして「アルゴリズム作成ゲーム」で使うウェブサイトや投稿文一覧などが含まれています。先生方が手軽に授業を行えるように工夫されている点が、今回の受賞につながったようです。

教室で複数の生徒がラップトップを使い、ウェブサイトを閲覧しながら学習している様子。一人の生徒が画面を指差しており、活発な情報共有が行われていることがうかがえる。

兵庫県立大学の竹内和雄教授も、「日ごろ利用しているSNS等の仕組みを実体験することで、多角的な視野を持つ助けになる良い教材」とコメントしています。子どもたちが「クリティカルシンキング」(物事を批判的に、深く考える力)を鍛えることにもつながると期待されています。

この教材は、スマートニュース メディア研究所のウェブサイトから、氏名・所属・メールアドレスを記入するだけで、誰でも無料でダウンロードできます。

家庭でもメディアリテラシーを考えるきっかけに

スマートニュース メディア研究所では、今回受賞した教材以外にも、小学生向け、中学生向け、高校生・大学生向けなど、学齢に応じたさまざまなメディアリテラシー教育の授業実践例を無料で提供しています。これらもすべて無料でダウンロードできますから、ご家庭で子どもたちと一緒にメディアとの付き合い方を考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

今後、「デザイン思考」や「ダークパターン」(ユーザーをだますようなインターフェースデザイン)をテーマにした新しい教材も公開される予定とのこと。子どもたちが安心してデジタル社会と関われるよう、こうした取り組みは本当にありがたいですね。

まとめ

スマートニュース メディア研究所の教材が、ICTリテラシー向上のための優れた取り組みとして高く評価され、DPAアワードのSchool賞を受賞しました。子どもたちがSNSのアルゴリズムやフィルターバブルの仕組みを体験的に学び、情報との健康的な付き合い方を考える上で、とても役立つ教材です。無料で利用できるので、ぜひご家庭でも話題にしてみてくださいね。

出典:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000721.000007945.html)

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