調査レポートの主なポイント
今回の調査から、特に注目すべきポイントをまとめました。
-
現在の家庭学習は「学校の宿題」や「絵本の読み聞かせ」が中心。
-
年齢が上がるにつれ、家庭学習は徐々に「机に向かう習慣」へと変化。
-
学習習慣を続ける工夫として、「親の声かけ」が半数以上を占める。
-
教材選びでは「子どもの興味」と「続けやすさ」が最も重視されている。
-
保護者の悩みで最も多いのは「集中力が続かない」こと。
現在の家庭学習、何に取り組んでいる?
学習習慣が定着している家庭が、実際にどんな方法で学習に取り組んでいるのか、気になりますよね。この調査では、「絵本の読み聞かせ」や「知育玩具」といった遊びの要素も含む幅広い学習方法が対象となっています。
最も多かったのは「学校の宿題」で45%。やはり、学校から出される宿題が家庭学習の中心になっている家庭が多いようです。次に「絵本の読み聞かせ・音読」が43%、「家庭で用意したドリル・ワークブック」が37%と続き、日々の生活に取り入れやすい方法が習慣化されていることがわかります。
また、「タブレット教材の通信教育」が25%と、「紙教材の通信教育」(11%)よりも利用が多い点も注目です。自動採点や動画解説など、子どもが一人でも取り組みやすいタブレット教材が支持されていると考えられます。

子どもの成長に合わせて、家庭学習の方法も少しずつ変わっていくものです。詳しい年齢別の変化については、いこーよ総研のレポート全文で確認できます。
学習習慣を続けるための家庭での工夫
「毎日続ける」というのは、大人でも大変なことですよね。家庭では、子どもたちの学習習慣をどうやって支えているのでしょうか。
最も多かった工夫は「親が声かけをしている」で51%。半数以上の家庭で、保護者が学習を促す大切な役割を担っていることがわかります。次に多かったのは「短時間でも毎日取り組むようにしている」で46%。長時間まとめて学習するよりも、「毎日少しずつ」を意識している家庭が多いようです。
また、「親も一緒に学ぶ/教える」という回答も3割を超えており、保護者が学習に積極的に関わっている家庭も少なくありません。一方で、「あまりきっちりと計画を立てすぎない」(28%)という声もあり、無理なく柔軟に進めることも長く続ける秘訣と言えそうです。もちろん、「学習する時間を決めている」(28%)という家庭も同程度あり、生活リズムに学習を組み込むことで継続しやすくしているケースも見られます。

年齢別の工夫についても、レポート全文で詳しく触れられています。
教材選びで意識するのは「子どもの興味」と「続けやすさ」
家庭で学習教材を選ぶ際、保護者はどんな点を重視しているのでしょうか。これは、教材選びに悩む私たち親にとって非常に参考になる情報です。
最も多かったのは「子どもが興味を持てる内容かどうか」で65%。そして「続けやすさ(短時間で取り組める、習慣化しやすい)」が60%と続きます。やはり、子ども自身が「やりたい!」と思えること、そして無理なく毎日続けられることが、教材選びの大きなカギになっていることがわかります。
「費用(コストパフォーマンス)」(46%)や「教材の難易度が子どもに合っているか」(41%)も意識する点として挙げられていますが、「学校のテストや成績につながるか」(12%)、「口コミや評判」(12%)は少数派でした。成績アップや周囲の評価よりも、目の前の子どもに合っているかを重視する傾向が強いのは、とても納得できる結果です。

保護者が抱える悩み、1位は「集中力が続かない」
学習習慣が定着している家庭でも、保護者には様々な悩みや不安があるものです。私も「なんでうちの子はこんなに集中力が続かないんだろう…」とため息をつくことがあります。
最も多かった悩みは、やはり「集中力が続かない」で37%。次に「毎日続けるのが難しい」(34%)、「勉強を始めるまでに時間がかかる」(33%)と続きます。上位には「やる気」や「継続」に関する悩みが並びました。これは多くの家庭で共通する課題と言えるでしょう。
「親の声かけがないと勉強しない」(32%)という回答も3割を超えており、学習習慣がついていても、保護者のサポートが欠かせない現実がうかがえます。さらに、「遊びやゲームとのバランスが難しい」(25%)や「子どもが学習することが好きではない」(15%)といった声もあり、学習と遊びの両立に頭を悩ませている保護者も少なくないようです。

まとめ:親のサポートと子どもの興味が学習習慣の鍵
今回のいこーよ総研の調査レポートからは、小学生の家庭学習において、親の積極的な声かけや、子どもが興味を持って無理なく続けられる教材選びが非常に重要であることが見えてきました。
「集中力が続かない」「毎日続けるのが難しい」といった悩みは多くの保護者が抱えていますが、だからこそ、生活リズムの中に学習時間を組み込んだり、子どもに合ったサポートの仕方を工夫したりすることが大切です。完璧を目指すのではなく、「毎日少しでも」を合言葉に、子どもが学習を好きになれる環境を一緒に作っていけると良いですね。
この調査の全文や、学習習慣を始めた年齢やきっかけに関するレポート第1弾も公開されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
出典:PR TIMES

