非認知能力って、どんな力?
非認知能力という言葉を初めて聞く方もいらっしゃるかもしれませんね。これは、学校のテストで測れるような学力(認知能力)とは少し違います。例えば、「友達と協力する力」「目標に向かって頑張る力」「困った時に自分で考える力」など、社会で人と関わりながら、課題を乗り越えていくために必要な心の力や行動する力のことです。
これまで、こういった力は数値で表すのが難しいとされてきました。しかし、リーフラス株式会社が研究開発した非認知能力測定システム「みらぼ」は、この「見えにくい力」を数値化することを可能にしました。
「みらぼ」では、子どもたちや保護者の方が55の質問に答えることで、お子さんの非認知能力が16のタイプ(例えば「エースタイプ」や「ひかえめタイプ」など)に診断され、さらに以下の5つの能力についてスコアが表示されます。
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挨拶・礼儀: 規律を守り、社会で大切な挨拶や感謝の気持ちを伝えられる力
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リーダーシップ: 自分や仲間のことを考え行動に移せる力
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協調性: 仲間を思いやり、協力して物事を進めていく力
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自己管理力: 自分の気持ちをコントロールして物事をやり抜く力
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課題解決力: 課題を発見し解決していく力

この測定を毎年行うことで、お子さんの成長の様子を具体的に知る手がかりになるそうです。


なぜ今、非認知能力が注目されているの?
非認知能力の重要性は、近年の研究で明らかになってきました。例えば、幼少期に非認知能力が高かった子どもは、将来の年収や持ち家率が高くなる傾向があるという研究結果が発表されています。これは、非認知能力が、社会で自立し、豊かな生活を送る上で非常に大切な土台となることを示唆しています。
保護者の意識も高まっており、ある調査では、9割以上の保護者が学校教育での非認知能力の育成強化を期待していると回答しています。また、子どもの「学びの目標」として、約6割の保護者が「非認知能力(やる気・集中力・自己管理など)の育成」を最優先したいと考えていることがわかっています。
しかし、これまでは非認知能力を具体的に測る方法が少なかったため、学校などの教育現場では、どのように育成に取り組めば良いか手探りの状態でした。「みらぼ」のような測定システムが登場したことで、具体的なデータに基づいた指導やサポートが可能になり、教育関係者からの注目を集めているのです。
リーフラスは現在、「みらぼ」をより多くの学校や自治体で活用してもらえるよう、外部提供に向けた調整を進めているとのこと。学校や地域の実情に合わせて内容をアレンジすることも可能で、導入に関する相談も受け付けているそうです。
家庭でできること、保護者へのヒント
非認知能力は、特別な学習をしなくても、日々の生活の中で育まれるものです。私たち親ができることはたくさんあります。
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子どもの興味を大切にする: 好きなことに夢中になる経験は、集中力や探求心を育てます。
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挑戦と失敗を応援する: 失敗しても「次どうすればいいかな?」と一緒に考えることで、課題解決力が伸びます。
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お手伝いを通して責任感を育む: 家庭での役割を与えることで、自己管理力や協調性が身につきます。
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積極的にコミュニケーションをとる: 子どもの話に耳を傾け、気持ちを受け止めることで、自己肯定感や表現力が育まれます。
「みらぼ」のようなツールで子どもの能力が「見える化」されることは、親が子どもの成長を理解し、適切なサポートをする上での大きなヒントになります。しかし、何よりも大切なのは、お子さん一人ひとりの個性やペースを尊重し、愛情を持って見守ることだと私は思います。
リーフラス株式会社は、「スポーツを変え、デザインする。」という企業理念のもと、子どもたちの非認知能力育成に力を入れています。今回の三幸学園との連携強化は、これからの教育のあり方を考える上で、私たち保護者にとっても大変意義深いニュースではないでしょうか。
出典:PR TIMES(https://www.leifras.co.jp/)

