プロジェクトの主なポイント
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目的:AIが普及する社会で、子どもたちの「自分で決める力」を育む、新しい学びとエンターテインメントの融合を目指します。
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主な内容:
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完全オリジナルのキャラクターや物語「感情騎士 – エモーショナル・ナイト -」を開発。
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その世界観を実際に体験できる「AIテーマパーク(仮称)」の事業化を進めます。
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技術の力:NTTが持つ次世代情報通信基盤「IOWN(アイオン)」や、NTT版LLM(※)「tsuzumi2」といった最先端の技術を活用し、子どもの遊びを支える土台を作ります。
> (※)LLMとは「大規模言語モデル」のことで、大量の言葉のデータを学習し、人間のように文章を理解したり、生成したりできるAIのことです。 -
物語の力:TBSが長年培ってきた、心に残る物語を作り出す力や、子どもたちが自分で問いを立てて深く学ぶ「探究学習」の知見を活かします。
なぜ「自分で決める力」が大切なの?
AIが進化して、たくさんの情報だけでなく、答えの候補まで瞬時に提示してくれる時代になりました。そんな中で、子どもたちにとって本当に大切なのは、たくさんの選択肢の中から「どれを選ぶか」「何が自分の本当の望みか」を自分で判断し、決める力です。
このプロジェクトでは、その判断の根っこにある「感情(Emotion)」を、自分らしい選択をするための大切な「羅針盤」だと捉えています。AIを「学ぶための道具」として前面に出すのではなく、心が動く物語や体験を通して、子どもたちの「これが好き」「こうしたい」という強い気持ちを引き出すことを目指しているそうです。
小学生と保護者にとってどんな体験になる?
この「e6 project」は、子どもたちが夢中になって遊びながら、自分の好きなことや「こうしたい」という気持ちを自然と選び取る「原体験」を大切にしています。
1. オリジナルIP「感情騎士 – エモーショナル・ナイト -」
冒険ファンタジー「感情騎士 – エモーショナル・ナイト -」は、「見えない感情」を探す旅を通じて、子どもたちが自分の価値観に気づくきっかけを提供することを目指しています。この物語から生まれるキャラクターやストーリーは、アニメやゲーム、グッズなど、さまざまな形で展開される予定です。

2. 体験拠点「AIテーマパーク(仮称)」
このテーマパークでは、オリジナルIPの世界観を実際に体験できる場所として、事業の検討が進められています。NTTの先端技術を使い、子どもたちの行動や感情の変化をリアルタイムに読み取り、一人ひとりに合わせて物語や環境が変化する、パーソナルな体験が提供される予定です。まるで物語の世界に入り込んだかのように、AIと一緒に考え、試行錯誤しながら、自分で決める力や創造性を育む拠点として構築されていくとのことです。
親として気になるのは、AIが子どもの成長にどう関わるか、という点ではないでしょうか。このプロジェクトでは、AIは「学ぶ対象」というよりも、「心を揺さぶる物語と体験」を提供し、子どもたちの主体的な意思を引き出すパートナーとして位置づけられています。子どもたちが楽しみながら、将来必要となる「自分で考える力」を自然と身につけられる機会になることが期待されます。
「e6 project」の体験設計
このプロジェクトでは、Education(教育)、Entertainment(エンタメ)、Experience(体験)、Emotion(感情)、Evolution(進化)、Epiphany(ひらめき)という6つの「E」を核に、体験を「没入」「判断」「覚醒」の3つのサイクルで設計しています。

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没入:遊びに熱中する中で、先端技術や新しい知識への興味を自然に引き出します。
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判断:デジタルとリアルが融合した体験を通して、自分の心がどう動いたか(好き・嫌い・感動)を自覚し、その感情をAIの提案を選ぶ「判断の羅針盤」とします。
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覚醒:AIと一緒に考えることで、一人では思いつかないような「ひらめき」に出会い、テクノロジーを自分の力として取り入れながら、子どもたち自身の能力が「進化」する瞬間を生み出します。
今後の展開について
このプロジェクトの第一弾となる体験コンテンツの詳細や、具体的な体験方法などの追加情報は、2026年2月下旬頃に改めて発表される予定です。どんな内容になるのか、今から楽しみですね。
NTTのIOWNに関する詳細はこちらをご覧ください。
シンプルなまとめ
NTTとTBSが手を取り合い、「e6 project」として、AI時代を生きる子どもたちが「自分で決める力」を育むための新しいエデュテインメントを展開します。オリジナルキャラクターや物語、そしてAI技術を活用した体験型施設を通じて、子どもたちの「好き」や「こうしたい」という気持ちを大切にする学びの場が提供される予定です。今後の詳しい情報が楽しみですね。
出典:PR TIMES

