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「違いを認め合う心」を育む!小学生のパラスポーツ体験授業「あすチャレ!スクール」が3000回達成

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32万人以上が体験!「あすチャレ!スクール」が3,000回達成

日本財団パラスポーツサポートセンター(パラサポ)が提供する、パラアスリートが講師を務めるパラスポーツ体験型授業「あすチャレ!スクール」が、このたび累計3,000回の開催を達成したそうです。

2016年4月にプログラムが始まってから10年。これまでに全国47都道府県とシンガポールで実施され、なんと32万人以上の子どもたちが参加しているとのこと。うちの子も、いつかこういった体験ができたらいいなと、親として期待が膨らみます。

体育館で大勢の児童と大人、車いすの参加者が「あすチャレ!スクール」の3,000回達成を祝っている集合写真

「あすチャレ!スクール」ってどんな授業?

このプログラムは、小学校から特別支援学校まで、様々な学校にパラアスリートの講師が直接出向いてくれる出前授業です。90分間の授業は、主に以下の3つのパートで構成されています。

  • デモンストレーション: プロのパラアスリートが、目の前でパラスポーツの迫力を披露してくれます。

  • パラスポーツ体験: 車いすバスケットボールやゴールボールなど、普段なかなか触れることのないパラスポーツを実際に体験します。

  • 講話: アスリート自身の経験談を通じて、障がいや共生社会について深く考えるきっかけを与えてくれます。

車いすアスリートが子どもたちにハンドサイクルのデモンストレーション

車いすバスケットボール、車いす陸上、ゴールボールといった種目を体験できるとのこと。子どもたちが実際に競技用の車いすに乗ったり、アイマスクをしてボールの音を頼りにプレーしたりすることで、障がいのある方の視点に立って物事を考える良い機会になりそうですね。

授業で得られる4つの大切な学び

「あすチャレ!スクール」では、この授業を通して子どもたちに特に伝えていきたい4つの学びがあるそうです。

  1. 他者のことを自分ごとと考える心:友達や周りの人が困っている時、まるで自分のことのように感じて手を差し伸べる大切さです。
  2. 障がいとは何か?:「障がい」は、その人自身にあるのではなく、社会の仕組みや環境が作り出しているものだという考え方。多様性を認め合うことの重要性を学びます。
  3. 可能性に挑戦する勇気:障がいの有無に関わらず、誰もが無限の可能性を秘めていること。そして、その可能性を信じて一歩踏み出す勇気を持つことの素晴らしさを教えてくれます。
  4. 夢や目標を持つ力:パラアスリートの皆さんが、競技生活の中でどのように夢や目標を持ち、努力してきたのかを直接聞くことで、子どもたち自身の夢を育むきっかけになります。

他者への共感、障がいへの理解、可能性への挑戦、夢や目標を持つことの重要性を学ぶための4つのテーマ

どれも、子どもたちがこれからの社会を生きていく上で、とても大切なことばかりですね。特に「障がい」に対する考え方は、私たち親世代も改めて学ばされる部分があると感じました。

現場の先生や講師の声

今回3,000回目の授業が行われたのは、茨城県の筑西市立関城西小学校。野口修校長先生は、子どもたちに「人にやさしく接すること、違いはあってもみんな同じ一人の人間であること」を学んでほしいと語っています。子どもたちが90分間、飽きずに楽しそうに参加していたと聞き、本当に良い体験になったことが伝わってきます。

筑西市立関城西小学校校長、野口修先生のコメント

また、3,000回目の授業を担当した永尾嘉章講師は、子どもたちに「夢や目標を持ってあきらめずにチャレンジすることの大切さ」を伝えたいと話しています。アスリートの皆さんの言葉には、きっと子どもたちの心に響く重みがあるでしょうね。

永尾嘉章講師のコメント

親として、この取り組みから何を感じるか

DE&Iという言葉、耳慣れない方もいらっしゃるかもしれませんね。これは「多様性(Diversity)」「公平性(Equity)」「包摂性(Inclusion)」の頭文字を取ったもので、簡単に言えば「みんな違うのは当たり前、その違いを認め合って、誰もが安心して自分の力を発揮できる社会にしよう」という考え方のことです。

子どもたちがパラスポーツを体験し、パラアスリートの皆さんと交流することは、このDE&Iの考え方を肌で感じる貴重な機会になります。障がいのあるなしに関わらず、一人ひとりが持つ個性や可能性を尊重し、助け合うことの大切さを学ぶことは、これからの社会を生きる上で不可欠な力です。

親として、子どもたちには広い視野を持ち、どんな人とも分け隔てなく接することができる人に育ってほしいと願っています。このような体験を通じて、子どもたちが「自分とは違う」ということをポジティブに捉え、新しい気づきを得てくれることは、何よりの財産になるはずです。

まとめ

パラアスリートが講師を務める「あすチャレ!スクール」は、子どもたちがパラスポーツを体験しながら、DE&Iや共生社会について深く学ぶことができる素晴らしいプログラムです。3,000回という開催実績と32万人以上という参加者数は、このプログラムが全国の学校教育現場で高く評価され、大きな影響を与えていることの証と言えるでしょう。

子どもたちが多様性を理解し、互いを尊重し合える社会を作るためにも、このような取り組みが今後ますます広がっていくことを期待しています。ご家庭でも、ぜひこのニュースをきっかけに、パラスポーツや共生社会についてお子さんと話してみてくださいね。

出典:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000155.000023445.html)

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