保護者とクラブの連携をスムーズに
「コドモン」とは、保育園や幼稚園、そして放課後児童クラブといった子どもたちが集まる施設で、保護者との連絡や子どもの登降園管理などをデジタル化するサービスのことです。富士河口湖町では、これまで保護者との連絡を紙で行っていたり、入退室の管理方法が施設ごとに異なっていたりと、いくつかの課題があったそうです。今回のコドモン導入により、これらの課題を解決し、保護者の皆さんの利便性向上と、クラブ運営の効率化を目指しています。
コドモンで何が変わる？主な導入サービス
富士河口湖町の放課後児童クラブで導入されるコドモンのサービスは、主に以下の3つです。
1. アプリで簡単！遅刻・欠席・お迎え・延長の連絡
これまで電話や紙で連絡していた遅刻や欠席、お迎えの時間変更、延長保育の連絡などが、保護者専用アプリから手軽にできるようになります。急な予定変更があっても、スマホでサッと連絡できるのは、忙しい保護者にとって大きな助けになりますね。クラブ側も電話対応に追われることなく、リアルタイムで情報を把握できるため、お互いの負担が減ります。
2. 大切なお知らせを確実に、一斉配信
クラブから保護者へのお知らせも、アプリを通じて一斉に配信されます。メールだけでなく、スマホの通知機能やアプリ内通知など、様々な方法で情報が届くので、重要な連絡を見逃す心配が減ります。例えば、悪天候による休校連絡や、イベントのお知らせなども、よりスムーズに伝わるでしょう。
3. 安心・安全！入退室管理の効率化
子どもたちの入退室は、タブレットを使った打刻機能で自動的に記録されます。記録された時間は、リアルタイムで保護者のスマホに通知されるため、子どもがクラブに到着したか、出発したかなどをすぐに確認できます。さらに、保護者からスマホ経由で月間の入室予定や急な欠席の申請も受け付け、自動で集計してくれるので、クラブの先生方も業務にゆとりが生まれることでしょう。
富士河口湖町の子育て支援課の方も、「保護者と児童クラブとの連絡がスムーズになることを期待しています」とコメントされています。保護者の皆さんの「知りたい」がすぐに伝わり、「伝えたい」がすぐに届くようになることで、より安心して子どもを預けられる環境が整っていくはずです。
広がるコドモンの輪
コドモンは、富士河口湖町ではすでに保育園で導入されており、放課後児童クラブでも同じように運用できると判断されて今回の導入に至ったそうです。この導入により、山梨県内では計11自治体でコドモンが使われることになります。全国では701自治体（2025年11月25日時点）に普及しており、多くの地域で子育て支援のデジタル化が進んでいることがわかります。
子どもたちを取り巻く環境がテクノロジーの力でより良いものになることは、私たち親にとっても大変心強いことです。今回のコドモン導入が、富士河口湖町の保護者の皆さんの日々の負担を減らし、子どもたちがより安全で充実した放課後を過ごせるようになることを期待しています。
出典：PR TIMES
