「困った」が「こうすればいいかも!」に変わる一冊
この本は、就学準備から小学校6年間で起こりがちな様々な「困りごと」に対して、家庭でできる具体的なサポート方法を丁寧に解説しています。
-
対象: 発達に特性がある、または「気になる」と感じている小学生とその保護者。
-
内容: 生活動作、授業態度、コミュニケーション、人間関係、学習面など、多岐にわたる「困りごと」について、「考えられる背景」と「おうちでできるサポート」をセットで紹介。
-
目的: 子ども自身を変えるのではなく、家庭でのちょっとした工夫や練習を通じて、子どもの行動や習慣を良い方向に導き、「こうしたらうまくいくかも」という成功体験を親子で積み重ねること。
-
監修: 長年子どもの発達に関わる仕事をしてきた公認心理師の湯汲英史先生。
なぜこのサポート帖が必要なのか
園生活と小学校生活では、子どもたちを取り巻く環境が大きく変わります。自由な遊びが中心だった園に比べ、小学校では時間割に沿った学習中心の活動が増え、集団生活の中で守るべきルールもぐっと多くなります。

「落ち着きがない」「不器用」「感情のコントロールが苦手」といった「ちょっと苦手」「ちょっとできない」ことが、小学校に入って顕在化し、親御さんを心配させるケースも少なくありません。この本は、そうした親の不安を和らげ、子どもたちが新しい環境で自信を持って過ごせるよう、具体的な手助けを提供してくれます。

家庭でできる具体的なサポート例
本書には、日々の生活の中で実践できるサポート例が豊富に掲載されています。いくつか例をご紹介しましょう。
-
テキパキ通学路を歩かない場合
- 大人のカバンに触れて一緒に歩く練習をすることで、速さや人との距離感を自然と覚えることができます。


- 大人のカバンに触れて一緒に歩く練習をすることで、速さや人との距離感を自然と覚えることができます。
-
着替えに時間がかかる場合
- 家の中で「フラフープの中」や「ジョイントマットの上」など、着替える場所を決めることで、歩き回らずに集中して着替える習慣を身につけられます。
-
忘れもの、なくしものが多い場合
- ランドセルの蓋の裏に「持ち帰るものリスト」を貼ったり、家庭に「連絡帳・プリント置き場の箱」を作ったりすることで、管理能力を養います。

- ランドセルの蓋の裏に「持ち帰るものリスト」を貼ったり、家庭に「連絡帳・プリント置き場の箱」を作ったりすることで、管理能力を養います。
-
自分の気持ちを伝えられない場合
- 家庭で「気持ちのことばリスト」を指でさす練習から始めることで、自分の感情を表現する力を育みます。
-
人の話を聞かない場合
- ぬいぐるみを持ちながら話すゲームを取り入れ、話し終わったらぬいぐるみを相手に渡して黙る、といったルールで、聞く姿勢を練習することができます。

- ぬいぐるみを持ちながら話すゲームを取り入れ、話し終わったらぬいぐるみを相手に渡して黙る、といったルールで、聞く姿勢を練習することができます。
これらの具体的なヒントは、湯汲先生や作業療法士の先生方の日々の関わりから生まれたもので、お子さんの成長を長い目で見守るための貴重な手助けとなるでしょう。
目次



第1章 発達が気になる子って、どんな子?
第2章 発達が気になる子の小学校入学準備
第3章 入学してからの「困りごと」とおうちサポート
第4章 先生と友だちと「対人関係の悩みごと」とおうちサポート
第5章 学習面や家庭での課題とおうちサポート
書籍情報

書名:発達が気になる小学生のおうちサポート帖
著者:湯汲英史
定価:1870円(税込)
判型:四六判
ページ数:208P
ISBN:978-4-537-22346-0
発売日:2026年1月27日
書籍の購入について
全国の書店・オンライン書店等で購入いただけます。
シンプルなまとめ
子どもの成長は一人ひとり異なり、焦らず長い目で見守ることが大切です。この『発達が気になる 小学生のおうちサポート帖』は、親として「どうしたらいいだろう」と悩む瞬間に、具体的な道筋を示してくれる心強い一冊となるでしょう。子どもたちが小学校生活を楽しく、そして自分らしく過ごせるよう、この本が親子にとっての伴走者となることを願っています。
出典:PR TIMES





