小学生のランドセル「荷物問題」の現実
今回の調査は、小学生以上のお子さんを持つ全国の男女200名を対象に実施されました。その結果から見えてきた要点をいくつかご紹介します。
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約5人に1人以上が荷物収容に課題
ランドセルに学校の荷物が「すべて収まっている」と答えた家庭は27.5%、「ほとんど収まっている」は50.5%でした。一方で、「収まらないことが多い」(15.5%)または「まったく収まらない」(6.5%)と回答した家庭は合わせて22%に上り、約5人に1人以上の保護者がランドセルの容量不足に悩んでいることが分かります。
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ランドセルに入らない荷物の代表格
では、具体的にどんな荷物がランドセルに入りきらないのでしょうか。最も多く挙がったのは「体操着・体操着袋」(84.1%)、「上履き・上履き袋」(79.5%)でした。次いで「水筒」(72.7%)、「給食袋・給食着」(63.6%)、「図工・音楽の教材」(54.5%)も半数以上が入りきらないと回答しています。
タブレット端末や副教材はまだ割合が少ないものの、これらのアイテムも徐々に増えていることを考えると、全体の荷物量が増えているのは確かなようです。
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容量不足が招く保護者と子どもの困りごと
ランドセルに荷物が収まらないことで、保護者や子どもたちは具体的にどのような問題に直面しているのでしょうか。寄せられた声には、手提げ袋を複数持つことによる両手がふさがる不安や、重い荷物で子どもの負担が増すことへの心配が多く見られました。特に学期始めや終わりには、普段持ち帰らない教科書などが加わり、荷物が入りきらない状況が頻発するといいます。また、タブレットや習字道具、図工・音楽の教材といった大きくて重い荷物は手持ちになることが多く、雨の日などはさらに大変だという意見も。お弁当のように別持ちが必須の荷物もあり、親子の双方にとって大きな負担になっている現実が浮き彫りになっています。
ランドセル選びの重視度と不満の声
ランドセルを選ぶ際、容量やサイズをどれくらい重視したかという問いに対し、「重視した」(「とても重視した」12.5%、「やや重視した」49.0%)と答えた保護者は全体の約6割でした。一方で、約4割の保護者は容量やサイズをそこまで重視していなかったことも分かります。

そして、実際にランドセルの容量やサイズについて不満を感じたことがあるかという質問には、約3割(「よく感じた」7.0%、「たまに感じた」22.0%)の保護者が「ある」と回答しました。

不満を感じた理由としては、「教科書が入りきらない」「必要な容量と合致していない」といった収納不足が中心です。また、「荷物が入らず親が学校に取りに行く」「重さが負担になる」「選択授業の用具が入らない」など、日々の不便さを指摘する声も多く聞かれました。
一方で、不満を感じなかった保護者からは、「収納力が十分だった」「子どもが問題なく使えている」といった声や、「サブバッグで調整できる」「置き勉ができたので困らなかった」といった、学校の環境や工夫による余裕が理由として挙がっています。軽さや収納性を重視して選んだ結果、満足度が高かったご家庭も多いようです。
保護者の皆さんに役立つ視点
今回の調査結果を見ると、ランドセル選びにおいて「容量」と「軽さ」は非常に重要なポイントであることが改めて分かります。お子さんが毎日使うものだからこそ、少しでも負担を減らしてあげたいですよね。
ランドセルを選ぶ際には、ただデザインや色だけでなく、A4フラットファイルが余裕で入るか、水筒や体操着袋を無理なく収納できるかといった、実用的な容量をしっかり確認することが大切です。また、重さも子どもの身体への負担を左右しますので、実際に試着させて軽さも考慮に入れてあげましょう。
もし今お使いのランドセルで荷物問題に直面している場合は、学校の「置き勉」ルールを確認したり、必要に応じて補助バッグを上手に活用したりすることも有効な解決策となります。お子さんの学校生活が少しでも快適になるよう、ご家庭で話し合ってみるのも良いでしょう。
まとめ
現代の小学生を取り巻く荷物問題は、多くの家庭で共通の悩みとなっています。ランドセルの容量不足は、子どもたちの通学時の負担を増やし、保護者にとっても心配の種です。しかし、十分な収納力を持つランドセルを選ぶことや、サブバッグの活用、学校の協力といった工夫で、この問題はきっと和らげられるはずです。
今後も、子どもたちの成長と学校生活の変化に合わせた、より良いランドセル選びが求められていくでしょう。
出典:株式会社NEXERとララちゃんランドセルによる調査
ララちゃんランドセル:https://raraya.co.jp/



