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小学生の学びが家庭のエコ活動を変える!減CO2プロジェクト成果発表

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学びと買い物が結びつく新しいアプローチ

これまでの環境に関する取り組みは、一時的なイベントで終わってしまうことも少なくありませんでした。しかし、この「みんなで減CO2(ゲンコツ)プロジェクト2025」は、少し違ったアプローチを取っています。

プロジェクトの主なポイント:

  • 「教育啓発」と「販促購買」の一体化: 学校での学びと、お店での商品選びを連携させることで、より効果的な行動変容を目指しました。

  • 金銭的インセンティブに頼らない: 割引やポイント還元といった一時的な特典だけでなく、「知ること」が行動のきっかけになることを目指しています。

  • 対象は小学生とその保護者: お子さんが学ぶことで、保護者の方の意識や行動も変わるという波及効果に注目しています。

具体的には、お子さんたちにエコラベルやカーボンフットプリント(CFP)について学ぶ学習キットが配られ、「エコラベルハンター2025」というコンテストも開催されました。エコラベルというのは、環境に配慮して作られた商品に付いているマークのこと。CFPは、商品の製造から廃棄までにかかるCO2排出量を表示したものです。これらを知ることで、環境に優しい商品を見分けられるようになります。

そして、その学びを活かして、提携するスーパーマーケット「万代」やドラッグストア「スギ薬局」で、エコラベル付き商品の販促キャンペーンが行われました。

子どもたちの学びが家庭の買い物に大きな影響

このプロジェクトの成果を分析したところ、驚くべき結果が明らかになりました。お子さんが学習キットやコンテストに参加したご家庭では、保護者の方の行動に大きな変化が見られたのです。

保護者のエコ意識が大幅アップ

  • 商品を選ぶ際にエコラベルやCFPを確認するようになった保護者は、プロジェクトに取り組む前と比べて約7倍に増えました。これは、お子さんの学びが、親御さんの日々の買い物に直接的な影響を与えたことを示しています。

環境配慮商品の購入意欲が向上

  • 学習に取り組んだお子さんの保護者のうち、エコラベル・CFP表示を理由に初めて商品を購入した人が27%、多少高くても購入した人が13%に上りました。これは、環境に良い商品への関心が高まり、購入につながった証拠と言えるでしょう。

購買行動の具体的な変化

  • 学習キットやコンテストに参加したお子さんの保護者は、そうでない保護者に比べて、キャンペーン期間中の環境配慮商品の購入金額、単価、個数の各指標で20〜30ポイントも高い結果が出ました。

ID-POSデータ分析
エコラベル・CFP付商品を対象としたキャンペーンの購買行動の変化(金額・単価・個数)

さらに、初回購入率と継続購入率にも良い影響がありました。

  • 学習に取り組んだお子さんの保護者は、そうでない場合に比べて、環境配慮商品の初回購入率が3.9ポイント、継続購入率が2.3ポイント向上しました。

初回購入・継続購入
エコラベル・CFP付き商品を対象としたキャンペーンの購買行動の変化(初回購入・継続購入)

「エコリーダー」への成長

今回の分析では、買い物時のエコに関する意識と行動で生活者を7つのタイプに分類しました。学びを通じて、普段は控えめな「控え目リーダー」や、意識は高いけれど行動が伴わない「意識先行」層が、環境配慮商品を積極的に購入し、応援する「エコリーダー」へと変化していく様子がうかがえたそうです。

生活者のエコ購買行動の特徴理解
生活者のエコ購買行動の特徴理解

家庭でできること

この成果は、「子どもたちの学び」が家庭の環境意識や購買行動に大きく影響する可能性を示しています。私たち親ができることは、お子さんが学校で学んできたことを、ぜひ家庭でも話題にしてみることではないでしょうか。

  • お子さんがエコラベルについて話してきたら、一緒にスーパーで商品を探してみる。

  • 「このマーク、どういう意味かな?」と一緒に考えてみる。

  • 環境に良い商品を選んでみたら、その感想を話し合ってみる。

このような小さなコミュニケーションが、お子さんの学びを深め、私たち親自身の行動を変えるきっかけになるはずです。

まとめ

今回の「みんなで減CO2(ゲンコツ)プロジェクト2025」の成果は、子どもたちへの環境教育が、単なる知識の習得にとどまらず、家庭全体の脱炭素行動変容を促す強力なきっかけになることを示してくれました。金銭的なインセンティブがなくても、学びが動機となって、より持続可能な社会づくりに貢献できるという希望に満ちた結果です。これからも子どもたちの学びを大切にし、家族みんなで地球に優しい選択を増やしていきたいですね。

関連情報

出典:PR TIMES (https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000175.000068011.html)

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