この本で学べること
この本では、子どもたちがなぜデジタル機器に夢中になるのか、そしてどうすれば健全な関わり方ができるのかについて、主に3つの視点から解説しています。
-
デジタル機器の中毒性: なぜスマホやゲームが魅力的なのか、その仕組みを神経科学の視点から分かりやすく説明します。
-
子どもの心の奥底にある欲求: 思春期の子どもたちがゲームに求めるもの、その背景にある欲求不満を精神医学の観点から掘り下げます。
-
親子でのコミュニケーション術: 子どものゲーム習慣を改善するために、親がどのように子どもと向き合い、対話を進めていけば良いのか、具体的な方法を教えてくれます。
なぜ、子どもはデジタル機器から離れられないのか?
子どもがデジタル機器に長時間触れることで、学力の低下や生活リズムの乱れ、ちょっとしたことで怒り出すといった行動の問題が起こることが指摘されています。

多くの親御さんが「使用時間を制限しよう」と試みると思いますが、この本では、ただ時間を制限するだけでなく、「なぜ、子どもがそこまで夢中になるのか」という根本的な部分を理解することの大切さを伝えています。子どもの心の奥にある「満たされない欲求」に目を向けることが、問題解決の鍵になるというわけです。
著者について
本の著者は、アメリカの精神科医であるアーロック・カノージア博士です。彼はハーバード大学で研修を積んだ専門家でありながら、ご自身も過去にゲーム依存症を経験されたことがあるそうです。この経験が、親御さんにとって非常に実践的で、心に響くアドバイスにつながっているのだと感じます。博士は「Healthy Gamer」というメンタルヘルスのプラットフォームも共同設立しており、若者の心の健康をサポートしています。

家庭で実践できるヒントが満載
この本は、ゲームやゲーマーを理解するための第一部から始まり、子どもとの対話の仕方、そして具体的なルール設定や行動計画に至るまで、段階的に学ぶことができます。
例えば、ゲームがなぜ子どもたちにとって魅力的なのか、その背後にある心理的な欲求(達成感、挑戦、自分らしさ、仲間とのつながり、安心感など)を理解することが、より健全な代替手段を見つける第一歩になる、と説明されています。

また、親が子どもの失敗にどこまで関わるべきか、子どもが自分で責任を負うことの大切さについても触れられています。親が先回りして全てをやってしまうと、子どもは自分で物事を進める責任を放棄しがちになる、という指摘は、私自身もハッとさせられました。

私たちの家庭でも、子どもたちがゲームをするとき、ついつい「宿題は終わったの?」と声をかけてしまいがちです。この本を参考に、子ども自身が自立して行動できるよう、親の関わり方を見直すきっかけにしたいですね。
最後に
デジタル機器との付き合い方は、これからも変化し続ける子育ての大きな課題です。この一冊が、子どもたちの健全な成長を願い、日々奮闘する親御さんたちの力になってくれることを願っています。ぜひ、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。

-
主婦と生活社HP: https://www.shufu.co.jp/bookmook/detail/9784391165609/
-
Amazon: https://amzn.asia/d/93UB3kr
出典:PR TIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001094.000072639.html

