日本の教育ノウハウがサウジアラビアへ
株式会社スプリックスが、サウジアラビアの有力な教育グループであるAl Hussan Education & Training Group Limited Co.(以下、Al Hussan社)と、STEM教育分野での協力に関する覚書(MOU)を結びました。

この提携は、将来のAI時代に必要とされる「数学的な考え方」「論理的な考え方」「プログラミングの考え方」を、小学校から高校までの子どもたちが、しっかり身につけられるようにするためのものです。日本で培われた教育方法や、学力の評価の仕方をサウジアラビアの学校に導入していく、という試みが始まります。
なぜ今、サウジアラビアで日本のSTEM教育が注目されるのか
サウジアラビアでは、国を挙げて「ビジョン2030」という目標を掲げており、その中でデジタル分野で活躍できる人材を育てることを急務としています。そんな中、スプリックスが日本や世界で実績を重ねてきた「TOFAS(国際学力診断テスト)」や、デジタル学習プラットフォーム「SPRIX Learning」が注目されました。
スプリックスの教育は、子どもたちの学習状況を細かく測り、その結果をもとに改善を重ねていく「Kaizen型教育」という考え方が特徴です。これは、私たちが日頃から子どもの学習で「どこが苦手なのか」「どうすれば伸びるのか」と試行錯誤するのと同じように、データに基づいて着実に学びを深めていく方法です。
Al Hussan社も長年にわたり、サウジアラビアで国際的な質の高い教育を提供してきた実績があります。両社が「教育の質を継続的に高めていきたい」という共通の思いで、今回の協力関係が生まれました。
協力の具体的な内容
今回の覚書には、主に次の3つの柱があります。
-
STEM教育Kaizenパッケージの導入: Al Hussan社が運営する学校で、算数・数学、AI、プログラミング教育を中心としたデジタル教育パイロットプログラムが実施されます。子どもたちの学習の進み具合を見える化し、一人ひとりの理解度に合わせて自分で学習を進められる仕組みを取り入れ、「Kaizen型」で着実に学力を伸ばすことを目指します。
-
TOFAS Mathematics(数学力診断)の活用: 小学2年生から高校生までを対象に、数学の学力を診断するTOFAS Mathematicsが導入されます。これで、子ども一人ひとりの、そしてクラス全体の得意なところや苦手なところが分かり、データに基づいて授業の改善や学習効果の向上が図られます。
-
成果の評価と今後の展開: まずは試験的にプログラムを実施し、その効果をしっかりと評価します。もし良い結果が出れば、今後「SPRIX Learning」の有償ライセンス、TOFASの認定証発行などにより、持続的に教育を支えていく計画です。

私たち保護者にとってのヒント
遠い国の話かもしれませんが、このニュースは私たち日本の小学生の保護者にとっても、大切なヒントをくれると感じています。
それは、「数学的思考力」「論理的思考力」「プログラミング的思考力」といった力が、世界中でこれからの時代を生き抜くために、とても重要だと認識されていることです。そして、それらの力を小さい頃から、体系的に育てていくことの価値です。
また、今回の「Kaizen型教育」のように、子どもの学習を「なんとなく」で終わらせずに、「どこをどう改善すればもっと伸びるのか」という視点を持つことが、学力向上には欠かせないのだと改めて考えさせられます。
家庭学習でも、ただ問題を解くだけでなく、なぜ間違えたのか、どうすれば次は正しく解けるのかを一緒に考える時間を持つことが、将来に繋がる力を育む第一歩になるのではないでしょうか。
まとめ
スプリックスとAl Hussan社の協力は、日本の教育ノウハウが世界に広がり、サウジアラビアの子どもたちの未来を明るくする素晴らしい取り組みです。私たちも、今回のニュースから、子どもたちの学びを深く見つめ直すきっかけをもらえたら嬉しいですね。
関連リンク
-
Al Hussan Education & Training Group Limited Co.:https://international.alhussan.edu.sa/
-
株式会社スプリックス:https://sprix.inc/
出典:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000171.000045711.html)

