調査結果のポイント
今回の調査で明らかになった主な点は以下の通りです。
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子どものデジタルデバイス利用率は8割以上。
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利用目的は「学び」と「娯楽」の両方にまたがっています。
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子どもの利用方法について、75%以上の保護者が不安や悩みを感じています。
どんなデバイスを使っているの?
まず、お子さんがどんなデジタルデバイスを使っているかという問いでは、最も多かったのが「学校から貸与されたタブレット/PC」で約4割のお子さんが使用していると回答しました。次に多かったのは「ゲーム機(Nintendo Switch、PlayStationなど)」で37.3%、そして「スマートフォン(本人専用)」が34.7%と続きます。「デジタルデバイスは使用していない」という回答は18.8%にとどまり、多くの子どもたちが何らかのデバイスに触れていることが分かります。

学校のタブレット、家ではどう使ってる?
学校から貸与されたタブレットやPCは、主に「宿題や課題の提出」(78.4%)、「インターネットで学習内容を調べる」(52.9%)、「発表用の資料/レポートをまとめる」(41.2%)など、学習のために活用されている様子がうかがえます。
しかし、一部では「学習と関係のない動画を見る」(16.3%)や「学習と関係のないゲームやアプリで遊ぶ」(12.4%)といった使われ方も見られるようです。

家庭用デバイスは「学び」と「娯楽」が混在
一方、ご家庭にあるスマートフォンやゲーム機といった学校貸与以外のデバイスは、主に「動画視聴」(65.6%)や「ゲーム」(63.9%)といった娯楽目的での利用が多い結果となりました。それでも、約3分の1のお子さんが「学習アプリの利用」(33.6%)にも使っていることが分かり、一台のデバイスで「学び」と「娯楽」が共存している状況が見て取れます。
「学習に使えると思う一方、YouTubeで変な動画を見たりしているので、子ども任せにはできない」という保護者の声もあり、このバランスをどう取るかが大きな課題と言えそうです。

デジタルデバイス、どのくらい使ってる?
家庭用デバイスの使用時間については、平日では「1時間未満」が56.3%を占め、「3時間以上」は8.1%にとどまりました。ところが、休日になると状況は一変し、「1時間以上」が62.6%、「3時間以上」も23.2%と、かなりの時間をデバイスに費やしていることが明らかになりました。

保護者の7割以上が感じる不安や悩み
これだけ多くの時間をデバイスに費やしているとなると、保護者としてはやはり心配になるものです。実際に、回答者の76.5%がデジタルデバイスの利用に関して不安や悩みを感じることがあると回答しています。

具体的にどのような不安を感じているか尋ねたところ、「依存や使いすぎ」(76.0%)と「視力への影響」(74.3%)が特に多くの回答を集めました。次いで「ネット上のトラブル(課金、SNS、知らない人とのやりとりなど)」(48.7%)も約半数の保護者が不安視しており、利用時間、健康、そして安全性に関する悩みが、多くの家庭で共通の課題となっていることが分かります。
他にも、「ウェブ上の配慮の足りない言葉遣いに慣れてしまうこと」や「不適切な広告に触れてしまうこと」といったコンテンツ内容の管理の難しさ、さらには「姿勢が気になる」といったコメントも寄せられています。

家庭でできること、専門家の知恵を借りる
今回の調査結果は、多くのご家庭が抱えるデジタルデバイスの悩みを浮き彫りにしました。子どもたちの学びと成長を支えつつ、デメリットを減らすためには、家庭内でのルール作りや工夫が大切です。
ヨメルバでは、今回の調査の詳しい結果はもちろん、ネット・ゲーム依存専門の心理師による「ゲーム依存に至るメカニズム」や「ゲームの使用ルールの決め方、子どもへの注意の仕方」に関する解説記事も公開されています。ぜひ参考にされてはいかがでしょうか。
まとめ
デジタルデバイスは、今や子どもたちの学習や遊びに欠かせないツールとなっています。その一方で、利用時間や内容、そして健康面や安全面での心配は尽きません。
今回の調査結果を参考に、ご家庭でのお子さんのデバイス利用について話し合い、それぞれの家庭に合ったルールや使い方を考えていくきっかけにしてみてください。子どもたちがデジタルツールと上手に付き合い、健やかに成長できる環境を一緒に作っていきましょう。

出典:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000018438.000007006.html)

