新機能「動画教材 AIアシスト」のポイント
learningBOXが2026年1月21日(水)に実装するこの新機能は、主に以下の点が注目されます。
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字幕の自動生成が早く、正確に:AI(OpenAI社の「Whisper API」という技術)が動画の内容を素早く聞き取り、字幕と、その字幕が動画のどのタイミングで表示されるか(タイムスタンプ)を自動で作ってくれます。これまで手作業で何日もかかっていた作業が、たった数分でできるようになるそうです。
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多言語翻訳も瞬時に:生成された日本語の字幕を、今話題のAI「ChatGPT API」を使って、英語や中国語、ベトナム語など、さまざまな言語にワンクリックで翻訳できます。これにより、言葉の壁で学習が難しかった子どもたちも、自分の母語で内容を理解しやすくなります。
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編集・修正も自由:AIが作った字幕や翻訳も、後から先生や管理者が自由に編集して、より正確に、より分かりやすく調整することが可能です。

なぜ今、動画教材の「字幕」や「多言語対応」が必要なのでしょう?
最近の教育現場では、外国籍のお子さんが増えたり、障がいのあるお子さんへの「合理的配慮」(一人ひとりの状況に合わせて、教育や生活上の困り事をなくすための工夫)が法律で義務付けられたりしています。
動画教材はとても便利ですが、例えば耳の聞こえないお子さんにとっては音声だけでは内容が伝わりませんし、日本語がまだ得意でないお子さんにとっては、日本語の音声だけでは理解が難しいことがあります。
これまでは、先生方がこうした字幕や翻訳を一つ一つ手作業で作ろうとすると、専門的な知識も時間も膨大にかかっていました。この新しい機能は、そうした先生方の負担を大きく減らし、同時に、すべての子どもたちが動画教材からしっかり学べるようにするためのものです。
小学生とその保護者への影響は?
この新機能は、私たちの家庭にも間接的に良い影響をもたらしてくれるはずです。
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言葉の壁が低くなります:もしお子さんが外国籍で、まだ日本語の聞き取りに不安がある場合でも、母語の字幕があれば授業や研修の内容を深く理解できるようになります。
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耳の聞こえにくいお子さんも安心:音声情報が文字として表示されることで、聴覚に障がいを持つお子さんも、他の子たちと同じように動画教材で学習する機会を得られます。
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どこでも学習しやすく:電車の中や図書館など、音が出せない場所でも字幕を読みながら学習を進められます。
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先生方の負担が減り、教育の質向上に:先生方が字幕作成などの単純作業に時間を取られず、子どもたち一人ひとりに向き合う時間や、より良いカリキュラムを考える時間に集中できるようになることで、結果として私たちの子どもたちが受けられる教育の質が向上することが期待できます。
「learningBOX」とは?

今回、新機能を発表した「learningBOX」は、教材の作成や管理、学習の進み具合や成績を管理できるeラーニングシステムです。専門的な知識がなくても使いやすいように工夫されており、全国の学校や企業で広く使われています。
この新機能は、AIによる処理環境を安定して提供するため、learningBOXの「スタンダードプラン」以上を契約している学校や企業で利用できるとのことです。
まとめ
今回のAIによる字幕生成・多言語翻訳機能は、教育現場の多様化に対応し、すべての子どもたちが学びやすい環境を整える上で、とても心強い味方になるでしょう。先生方の負担を減らしつつ、子どもたちの学習機会を広げる。私たち保護者としても、今後の教育の進化に期待したいですね。
出典:PR TIMES
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内閣府『令和6年4月1日から合理的配慮の提供が義務化されました』: https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/pdf/gouriteki_hairyo2/print.pdf
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learningBOXの詳細はこちら: https://learningbox.online/

