学習のポイント
今回の取り組みには、いくつかの大切なポイントがあります。
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共同開発の探究学習教材: 三井不動産とベネッセが協力し、小学校社会科「わたしたちの生活と森林」をテーマにした教材を開発しました。この教材は、ベネッセのICT学習ソフト「ミライシード」を通じて、全国の公立小中学校で活用されています。
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オンライン合同授業: 三井不動産グループの保有林がある北海道・旭川市立永山南小学校と、東京都・中央区立城東小学校の5年生がオンラインでつながり、「森林資源の保全と活用」について学びました。
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「”終わらない森”創り」への理解: 三井不動産グループが実践する「植える→育てる→使う→植える」という持続可能な森林経営のサイクル、つまり「”終わらない森”創り」が学習の大きなテーマです。このサイクルが、どのように都市の木造建築物とつながるのかを学びました。
森林学習の背景と教材内容
今回の教材は、子どもたちがただ知識を詰め込むだけでなく、自ら問いを見つけて深く考えていく「探究学習」のスタイルを取り入れています。林業の現状や課題、そして最先端の木材活用事例について、具体的に学ぶことができます。

三井不動産グループは、北海道に東京ドーム約1,063個分にあたる約5,000haの広大な森林を保有しています。この森林で、木を植え、育て、伐採し、その木材を活かす、という「”終わらない森”創り」に取り組んでいるのです。
教材の中では、この保有林の木材が活用される例として、東京にある「日本橋本町三井ビルディング &forest」が紹介されました。これは、日本国内で最大かつ最高層を誇る木造の賃貸オフィスビルです。このような都市の建物で国産木材を使うことが、地方の森林を守り育てることにつながるという、興味深い循環を学ぶことができます。

北海道と東京をつないだ合同授業
2025年12月23日には、永山南小学校と城東小学校の小学5年生がオンラインで合同授業を行いました。事前授業では、永山南小学校の子どもたちが地元の森林組合から「森を守るための工夫」を学び、一方の城東小学校の子どもたちは、三井不動産の担当者から「国内木材を活用する意味」について説明を受けました。

合同授業では、それぞれの学校で調べた内容を発表し合い、互いに質問を交わしながら学びを深めました。子どもたちは、「森を育て守ることの大切さ」と「都市で木を使うことの価値」を実感し、地域ごとの視点の違いを共有できたようです。
参加した児童からは、次のような声が寄せられています。
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「自分たちは森を守ることを学習したが、城東小の子たちは木をどう活用するのかを調べていました。色々な木材の活用のアイデアがでていました。」(永山南小学校 児童)
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「旭川の森を守る取り組みが学べて嬉しかったです。都会で木造ビルを作るとみんな見ることができるので、北海道から運ぶ苦労もあるけれど素晴らしいと思いました。」(城東小学校 児童)
家庭でできること
今回の学習は、子どもたちが持続可能な社会について考える貴重なきっかけとなります。ご家庭でも、お子さんが学校で学んだことを話題にしてみるのがおすすめです。
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身近な木の製品に目を向ける: 家具やおもちゃ、文房具など、身の回りにある木製品がどこから来たのか、どんな木が使われているのか、一緒に調べてみるのも良いでしょう。
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森林について話す: 週末のお出かけで公園や森に行った際に、木が私たちにもたらす恵みや、森林を守ることの大切さについて話してみてはいかがでしょうか。
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企業の取り組みを知る: 三井不動産グループのように、企業がどのように環境保全に取り組んでいるかを知ることで、社会全体での持続可能性への意識を高めることができます。
三井不動産グループの「”終わらない森”創り」については、以下のウェブサイトでさらに詳しく見ることができます。
また、国産木材を活用した「日本橋本町三井ビルディング &forest」の詳しい情報はこちらから確認できます。
木の旅の動画も公開されており、お子さんと一緒に見ると、より学びが深まるかもしれません。
シンプルなまとめ
今回の学習は、子どもたちが遠く離れた地域の仲間と協力しながら、身近な森林資源や環境問題について深く考える、素晴らしい機会となりました。未来を担う子どもたちが、こうした学びを通じて、地球環境と社会の持続可能性に貢献できる大人へと成長してくれることを期待したいですね。
出典:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000966.000051782.html)

