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小学生の個性を大切に!ジェンダー平等絵本と無料教材が学校現場に登場

目次

要点整理

  • 認定NPO法人ReBitが、ジェンダー平等と公平をテーマにした絵本『これがじぶんのいろ!』シリーズ3冊を翻訳出版しました。

  • 子どもたちの多様なあり方を尊重し、「違い」を否定せずに受け止め合う心を育む内容です。

  • 学校現場ですぐに使える無料の補助教材(指導案、ワークシート、動画)も公開されています。

  • ゆまに書房から2025年12月15日に発行されました。

なぜ今、多様性を学ぶ絵本が必要なのでしょうか

この絵本シリーズは、認定NPO法人ReBitが2009年の設立以来、16年間にわたって学校現場でLGBTQやジェンダー、性の多様性について取り組んできた専門的な知見をもとに監修されています。子どもたちが「男の子だから」「女の子だから」といった性別による固定的な考え方にとらわれず、自分自身の「色」を大切にしながら、周りの人の「色」も認め合えるようになることを目指して作られました。自分と違うことでも、まずはお互いを尊重し合う心を育むことは、これからの社会を生きていく子どもたちにとってとても大切な力になります。

子どもたちの心に響く3つの物語

このシリーズには、子どもたちが自分らしさや多様性について考えるきっかけとなる3つの物語が収められています。

「ピンク!これがじぶんのいろ」

お父さんのように「男らしく」なれないことに悩む主人公が、大好きなドレスを着て学校に行った後、お父さんからの温かい言葉で「本当の自分」に自信を持つようになるお話です。
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「むらさき!これがじぶんのいろ」

「男女どちらかを選ばなくてはいけない」という考えに違和感を持つ主人公が、学校のダンスパーティーで友だちの一言から「どちらかじゃなくていい」と気づく物語です。
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「あお!これがじぶんのいろ」

走るのが大好きな主人公の女の子が、楽しみにしていた運動会で「女の子は男の子より速く走れないから、後ろに下がって」と言われ悲しくなります。しかし、クラスメイトの男の子が「それは不公平だ」と声を上げることで、みんなで公平について考えるきっかけとなります。
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学校でも家庭でも使える無料教材

ReBitは、これらの絵本に合わせて、学校の先生方が授業で使いやすい補助教材を無料で提供しています。指導案やワークシート、動画教材などが用意されており、「どの学年でどう教えたら良いか」「慎重さが求められるテーマで不安がある」といった先生方の声に応える形で作成されました。

これらの教材は、先生方が安心して授業を進められるように工夫されているため、子どもたちがジェンダー平等や多様性について深く考える良い機会となるでしょう。

保護者の皆さんにとっても、子どもたちが学校でこうした学びを深めることは、家庭での会話のきっかけにもなります。「自分らしさってなんだろう?」「色々な違いをどうやって尊重し合えばいいんだろう?」そんな問いを、絵本を通して親子で一緒に考えてみるのも良いですね。

翻訳者であるなかじまじゅんさんも、「ピンク」と「むらさき」の2冊では、あえて主人公の性別をはっきりさせず、トランスジェンダーやノンバイナリー、クィアなど、多様な子どもたちが自分を物語に重ね合わせられるように工夫したと話しています。また、絵本はすべてひらがなで書かれているため、小学生の子どもたちが自分で手に取って読むこともできます。学級文庫や児童館など、子どもたちの身近な場所でこの絵本が読まれることで、「ありのまま」を大切にする気持ちが育まれることを願っています。

絵本の詳細や無料教材のダウンロードは、以下のリンクから確認できます。

まとめ

子どもたちが自分らしく輝き、周りの人たちの個性も大切にできる社会は、きっと豊かなものになるはずです。この絵本と教材が、その第一歩となることを期待しています。

出典:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000047512.html)

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