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小学生の自由研究、約6割が楽しむと回答。でも高学年ほど親の負担が増加?最新調査から見えた実態

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調査から見えてきた自由研究の「今」

今回の調査で特に注目すべきは、以下の3点です。

  • 高学年になるほど子どもの主体性が低下し、保護者のサポートが増える傾向
    学年が上がるにつれて、子どもが自ら進んで取り組む割合が減り、義務感から取り組む割合が増えることが分かりました。それに伴い、保護者が関わる度合いも高まる傾向が見られます。

  • 自由研究の最大のハードルは「最初の段階」に集中
    テーマを決めること、必要なものを準備すること、材料を集めることなど、実際に手を動かし始める前の段階で、保護者は大きな負担を感じているようです。

  • 保護者は「短く、手軽に終わらせたい」と考える現実
    もちろん子どもの興味は大切ですが、保護者の皆さんは、短期間で無理なく終えられる自由研究を求めているという本音も垣間見えました。

子どもたちの「楽しさ」と保護者の「困りごと」

調査によると、小学生全体では約6割の子どもたちが自由研究を「楽しんでいる」または「どちらかといえば楽しんでいる」と回答しており、半数以上が前向きに取り組んでいることが分かりました。

子どもの自由研究の捉え方

しかし、学年が上がるにつれて「楽しんでいる層」は減少傾向にあります。これは、高学年になるとテーマの難易度が上がったり、習い事などで忙しくなったりすることが影響しているのかもしれません。

保護者の関わり方については、「部分的に保護者がサポート」が45%と最も多く、自由研究は「親子・家族の共同作業」として捉えられている実態が見えてきます。特に高学年では「ほとんど保護者が手伝っている」という回答が増えており、学年が上がるにつれて親の関与が深まる傾向が明らかになりました。

学年別×保護者の関わり度

保護者の皆さんが自由研究で困る点としては、「準備に時間がかかる」(51.6%)、「テーマの決め方が難しい」(50.7%)が上位を占めています。やはり、スタート段階での負担が大きいことがうかがえます。

また、「お子さまが興味を持って自主的に取り組めるもの」が良いテーマだと考える保護者が最も多い一方で、「準備や材料が手軽にそろうもの」「短期間でまとめられるもの」も重視されていることが分かりました。

家庭でできること、スムーズな自由研究のために

今回の調査結果から、私たちが家庭でできること、そして今後の自由研究に役立つヒントが見えてきます。

  1. 「きっかけ」作りを大切に
    子どもが「これ、面白そう!」と興味を持つような導入が重要です。テーマのアイデア集や、取り組み方の手順書・動画などが有効だと、保護者の方々も感じています(「取り組み方の手順書や動画」は49.1%が希望)。インターネットで情報を探す家庭が多いものの、情報が多すぎて迷ってしまうこともありますから、「すぐに使える形」で提供されているものが役立ちそうです。

    自由研究に関するサポート希望

  2. 無理なく取り組める計画を
    夏休み中盤(8月上旬)に自由研究を始める家庭が最も多く、約3分の2が1週間以内で終わらせているという結果が出ています。短期集中で取り組めるテーマを選ぶことや、予算も1,000円以下で済ませたいと考える家庭が半数以上を占めていることを考慮すると、手軽で費用も抑えられるテーマが現実的かもしれません。

  3. 親子の共同作業として楽しむ視点
    高学年になると保護者の関与が増える傾向はありますが、これは子どもと一緒に何かを成し遂げる貴重な機会とも言えます。子どもが「これやりたい!」と目を輝かせるテーマを見つけるために、一緒に情報収集したり、時には「こんなのはどうかな?」と提案したりするのも良いでしょう。

まとめ

今回の調査で、自由研究が子どもたちにとって楽しみである一方で、特に高学年になるにつれて保護者の負担が増すという実態が浮き彫りになりました。しかし、約半数の保護者が自由研究を通じて子どもの「好奇心・探究心が育った」と成長を実感しており、自由研究が持つ教育的な価値は大きいと言えるでしょう。

親子の連携をスムーズにし、子どもたちの興味を引き出すためのサポートや、達成感を味わえるような工夫を取り入れることで、夏休みの自由研究はさらに有意義なものになるはずです。今年の夏も、子どもたちと一緒により良い自由研究を見つけ、楽しい思い出を作ってくださいね。

出典:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000073158.html)

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