小学生が選んだ「今年の漢字2025」トップ10
子どもたちの投票で選ばれた「今年の漢字」上位10位は以下の通りです。
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1位：楽 (746票)
- 「学校で友だちがたくさんできて毎日楽しい」「大阪万博が楽しかった」「努力した分、楽しい年になった」といった声が聞かれました。楽しい出来事や充実した日々が、子どもたちの心に強く残ったようです。
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2位：熊 (534票)
- 「熊の被害のニュースをいつもテレビで聞いた」と、相次ぐ熊の出没が小学生にとっても印象的な出来事だったことが分かります。
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3位：初 (372票)
- 「初めての女性総理大臣が誕生したから」という理由が挙げられ、社会の大きなニュースにも関心を持っていることがうかがえます。
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4位：万 (364票)
- 「大阪・関西万博のことを学校でやったのが楽しかった」と、万博への期待や学習が理由に挙げられています。
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5位：米 (346票)
- 「米の価格が高くなったニュースを見たから」と、身近な物価変動にも敏感な様子がうかがえます。
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6位：高 (220票)
- 「高市さんが総理大臣になったり、お米が高くなったりしたから」と、社会情勢と生活への影響を複合的に捉えている声もありました。
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7位：新 (217票)
- 「最先端な万博、女性初の総理と新たなことが起こったし、私的にも6年として新たなことが沢山あったから」と、新しい出来事や自身の成長を重ねています。
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8位：暑 (184票)
- 「今年の夏は暑かったから」と、気候変動を肌で感じた一年だったようです。
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9位：推 (169票)
- 「すごく推し活が楽しかった年だったから」と、流行や個人の趣味を反映した漢字もランクインしました。
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10位：大 (159票)
- 「大阪、大屋根リング、大リーグ、大谷翔平選手等『大』がいっぱいだから」と、スケールの大きな出来事に心を躍らせた子どもも多かったようです。
小学生の視点から見えてくる社会への関心
今回の結果を見て、進研ゼミ小学講座の水上宙士責任者は、「令和の米騒動や大阪・関西万博など、社会で起きた出来事に子どもたちが大人と同じように関心を寄せ、自分の言葉で漢字を選んでくれたことに頼もしさを感じます」とコメントしています。
また、漢検協会の山田昌哉執行役員は、「『今年の漢字』を考える過程は、漢字の多義性や奥深さを学びながら、社会で起きたニュースや出来事、流行を振り返り、自分の考えを整理する貴重な機会です」と語っています。
子どもたちは、日々のニュースや学校での学び、そして自分自身の体験を通じて、世の中の動きを敏感に感じ取っていることが分かりますね。特に「熊」や「米」のように、私たちの生活に直接関わる社会問題が上位にランクインしているのは、子どもたちの現実認識の深さがうかがえます。
「初」の漢字が上位に入った背景には、「初の女性総理大臣誕生」という大きなニュースがありました。これは、子どもたちにとって「新しい挑戦」や「初めての体験」が多かった一年だったことを示唆しているのかもしれません。
漢字学習が育む「考える力」と「伝える力」
漢字を学ぶことは、ただ文字を覚えるだけではありません。漢字一文字で多くの意味を表現できる「奥深さ」を体験し、世の中の出来事を自分なりに解釈し、言葉にする力を育みます。これは、まさに「考える力」と「伝える力」の基礎になるものです。
将来、子どもたちがAI技術の進化やグローバル化が進む社会で生きていく上で、異なる価値観を理解し、円滑にコミュニケーションできる「言語能力」はますます重要になります。漢字学習は、語彙力を高め、情報を正確に読み取る読解力や、自分の考えを的確に表現する力を磨く土台となるのです。
家庭でできること：漢字を通じて会話を広げる
今回の「今年の漢字」の結果は、子どもたちとの会話のきっかけにもなります。
「今年の漢字、何にしたの？どうしてその漢字を選んだの？」
「ニュースで見たあの出来事、どう思った？」
といった問いかけから、子どもたちがどんなことに興味を持ち、何を感じているのかを知る良い機会になるでしょう。
また、漢字学習をさらに深めたい場合は、「進研ゼミ 小学講座」のような通信教育も一つの選択肢です。進研ゼミでは、日々の漢字学習の基礎固めはもちろん、漢検協会と協力して開発した「専用教材（めざせ合格！漢検直前トレーニング）」を提供しており、漢字検定合格に向けたサポートも充実しています。
検定合格で受講費から検定料分を割引する「検定合格応援キャンペーン」も実施されているので、漢字検定に挑戦してみたいお子さんには心強いですね。
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まとめ
小学生が選んだ「今年の漢字2025」は、「楽しい」といった身近な感情から、「熊」「米」「初」といった社会の動きまで、多岐にわたる子どもたちの関心事を映し出していました。
子どもたちが自分の一年を振り返り、漢字一文字に込める体験は、彼らの「考える力」や「表現する力」を育む大切な学びです。ぜひこの機会に、ご家庭でも「今年の漢字」について話し合ってみてはいかがでしょうか。子どもたちの豊かな内面を知る、素敵な時間になるはずです。
出典：PR TIMES
