中学受験家庭の「やる気」の悩みに応える新サービス
株式会社ゼロワンは、大手進学塾に通う小学3年生から6年生を対象とした『NOA中学受験コーチング(Noda One-on-one Approach)』を、2026年3月より正式に提供開始すると発表しました。このサービスは、従来の個別指導のように「解き方を教える」ことを目的とせず、お子さんとの対話を通じて、内側にある「やる気」や「本音」を引き出すことに特化しています。
中学受験家庭が抱える共通の課題
最近の中学受験は、年々難しく、そして長期化する傾向にあります。その中で、多くのご家庭で次のような悩みが聞かれます。
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宿題が終わらない
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クラスが下がってしまう
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自信をなくしてしまう
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親子ゲンカが増える
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勉強へのやる気が出ない
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何のために勉強しているのか分からなくなる
こうした状況は、塾に通っていても成績が上がらず、家庭内の雰囲気が悪くなるという悪循環につながりかねません。これまでの個別指導や家庭教師は、主に「勉強の内容」を教えることに集中しがちで、お子さんの気持ちや学習意欲、考え方の整理、家庭環境といった根本的な課題には、なかなか手が届きにくいのが現状です。
「教えない」ことで引き出す子どもの力
『NOA中学受験コーチング』では、代表の野田英夫氏(TCS認定コーチングスキルアドバイザー)が、お子さんの状況に合わせて「3つのC」というアプローチを使い分けます。
- Coaching(コーチング):お子さん自身が勉強の目的や価値観を言葉にできるようサポートし、自分で決めて、自分で行動できる学習習慣を育みます。
- Counseling(カウンセリング):成績が振るわないことによる落ち込みなどの心のケアを行い、安心して話せる場所を提供します。
- Consulting(コンサルティング):塾の教材が多すぎたり、スケジュールが詰まりすぎたりしている場合に、やるべきことを整理し、最適な学習戦略を一緒に考えます。
このサービスの一番の価値は、「勉強に向かえる状態を整え、勉強が“自分ごと”になる」という点です。お子さん自身が「よし、やろう!」と思えるようになることで、学習への主体性が大きく変わるでしょう。
塾と連携する「セカンドオピニオン型学習支援」
このコーチングサービスの大きな特徴は、大手進学塾(SAPIX・早稲田アカデミー・四谷大塚・日能研など)に通うお子さんを対象としていることです。塾のカリキュラムはそのままに、お子さんの行動面と精神面を整えることに特化しているため、塾と競合するのではなく、いわば「学習の補完パートナー」として機能します。
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教科は教えません
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塾のカリキュラムを邪魔しません
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親子関係の改善を目指します
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やる気、目標設定、習慣化に焦点を当てます
これは、中学受験における新しいサポートの形と言えるでしょう。
サービス概要と今後のスケジュール
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サービス名:NOA中学受験コーチング
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提供形式:対面またはオンライン(Zoom)
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対象:大手進学塾に通う小学3~6年生
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担当:代表取締役 野田英夫氏
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内容:週1回30分の1対1コーチング(月4回)
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料金:月額12,000円(税込)
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体験コーチング:1回3,000円(税込)
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契約期間:最低3ヶ月(習慣を身につけるため)
導入スケジュール(2026年版)
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2026年2月:一般告知と体験コーチングの募集を開始。
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2026年3月:正式サービス提供開始。新学年が始まる直前は、学習習慣を立て直したり、新しい環境への不安をケアしたりするのに最適な時期だそうです。
編集責任者からのひとこと
お子さんの成績が伸び悩む原因は、単に「やり方」だけの問題ではないことが多いものです。その手前にある、心持ちや目的意識、日々の生活習慣といった「土台」の部分がしっかりしているかどうかが、とても大切だと感じています。大人に専門のコーチがいるように、子どもにもそうしたサポート役がいても良い時代かもしれませんね。この新しいコーチングサービスが、中学受験に臨むお子さんとご家庭にとって、大きな助けとなることを期待しています。
出典:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000169842.html)

