小学生の語彙力アップ！マンガで学ぶことわざ・四字熟語辞典が新登場

2025年12月10日

新版でさらに充実！言葉の力がぐんぐん伸びるポイント

今回の新版では、子どもたちが飽きずに学べるよう、様々な工夫がされています。主なポイントをいくつかご紹介しましょう。

600以上の言葉を収録：一冊あたり、見出し語だけでも200語、関連語を含めると600以上のことわざや四字熟語、慣用句、故事成語が紹介されています。「世界のことわざ」や「中国の故事」といったコラムもあり、言葉の背景にある文化にも触れられます。
マンガで分かりやすく解説：一つひとつの言葉について、マンガで具体的な場面を描きながら、意味、由来、使い方、そしてちょっとした豆知識までをコンパクトに解説しています。活字だけではイメージしにくい言葉も、マンガを通してすっと頭に入ってきます。

語彙力アップをサポート：似た意味や反対の意味を持つ言葉も一緒に紹介されているため、関連する言葉をまとめて覚えることができ、効率的に語彙を増やすことができます。

クイズで楽しく定着：欄外には穴埋めクイズが、章の終わりには見開きクイズが用意されており、ゲーム感覚で知識の定着を図れます。すべてのクイズを解き進めると、「ことわざ／四字熟語マスター認定証」がもらえる仕組みは、子どもたちのやる気を引き出すことでしょう。

「ことわざ」や「四字熟語」は、単なる言葉の知識ではありません。これらを学ぶことは、文章を読む力を高める「読解力」や、自分の考えを正確に伝える「表現力」を育む上で非常に重要です。

例えば、小説や物語を読んだときに、登場人物の気持ちや状況をより深く理解できるようになります。また、日常会話や作文の中で、適切なことわざや四字熟語を使うことで、より豊かで説得力のある表現ができるようになります。

特に中学受験を考えているご家庭にとっては、国語の試験対策として欠かせない知識です。この本は、小学校の国語教科書の編集委員も務める青山由紀先生が監修しており、学習内容の質についても安心感があります。

このような辞典は、ただ読んで終わりにするのではなく、日常生活の中で実際に使ってみることが大切です。

親子でクイズを出し合う：「これ、どういう意味だっけ？」と、親子で言葉の意味を当てっこするのも楽しいですね。
会話の中で意識して使う：例えば、子どもが何か失敗したときに「失敗は成功のもとだよ」と声をかけてみたり、「一石二鳥ってどういうこと？」と問いかけてみたり。具体的な場面で使うことで、言葉がより身近なものになります。
読書と結びつける：読んでいる本の中にことわざや四字熟語が出てきたら、この辞典で調べてみる習慣をつけるのも良いでしょう。

子どもたちが言葉の奥深さや面白さに触れるきっかけとして、これらの辞典が家庭に一冊あると、きっと心強い味方になってくれるはずです。

監修者：青山由紀
発行：ナツメ社
定価：各1,397円（税込）
仕様：A5判／304ページ／オールカラー
発売日：2025年12月12日