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「KBCタウン2025」開催!小学生が模擬店運営で社会の仕組みを体験

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「KBCタウン2025」とは?子どもたちが作る一日限りの街

東急キッズベースキャンプ(KBC)が主催する「KBCタウン2025」は、小学1年生から6年生の子どもたちが、自分たちの手で「一日限りの街」を作り上げる体験型イベントです。子どもたちは模擬店の店長や広報、営業といった役割を担い、約半年間かけてお店の企画から準備、運営までを行います。

このイベントは今年で16回目を迎え、過去最多となる23もの企業が協賛しています。KBCの22店舗から集まった約1,000人の小学生が、25種類の模擬店をオープンさせる予定で、来場者は約4,000名を見込んでいるそうです。

KBCタウン2025のメインビジュアル

イベントの要点

  • 開催日: 2026年1月18日(日)

  • 会場: 東京ポートシティ竹芝内 東京都立産業貿易センター浜松町館2・3・4・5階

  • 時間: 午前の部 9:55~12:30/午後の部 14:40~17:15(完全入れ替え制)

  • 参加者: KBCに通う小学1~6年生約1,000人

  • 体験内容: 模擬店の企画・運営、疑似通貨「ケビィ」を使ったお買い物と接客体験

  • 育む力: 自主性、積極性、論理的思考、計画性、コミュニケーション力などの非認知能力

イベントの詳細はこちらから確認できます。
https://www.kidsbasecamp.com/kbctown2025

「キッズMBA」プログラムの集大成としてのKBCタウン

KBCでは、子ども向けのキャリア教育プログラム「キッズMBA」を普段から実施しています。このプログラムでは、経済の仕組みや法律、社会問題などを分かりやすく学び、将来の夢や目標を持つきっかけを作ります。お金について学ぶことで、消費者としての判断力や自立心、計画性といった大切な非認知能力も身につけることができるそうです。

「KBCタウン」は、まさにこの「キッズMBA」で学んだことの集大成。子どもたちが協力して一つの街を創り上げることで、座学で得た知識を実践に移す貴重な機会となっています。

KBCタウンの賑やかな様子

子どもたちが運営する「KBCタウン市役所」

KBCタウンの面白さは、模擬店だけではありません。街のルールを決めたり、模擬店を管理したりする「KBCタウン市役所」も、子どもたち自身が運営しているというから驚きです。

市役所のメンバーは、過去にKBCタウンへ参加した経験がある上級生が中心。立候補制で選ばれ、「広報課」「環境課」「まちづくり計画課」の3つの課に分かれて活動します。オンライン会議で他のKBC店舗と連携したり、全店舗の子どもたちの投票で市長や副市長を任命したりと、まるで本物の市役所のような体験ができるよう工夫されています。

KBCタウン市役所の組織図とオンライン会議の様子

街ができるまでの道のり

KBCタウンを彩る模擬店は、KBCの各22店舗で「会社」を設立するところから始まります。子どもたちはチームに分かれてお店のジャンルを決め、どんなお店にしたいかを議論し、販売戦略や商品の準備を進めていきます。看板や飾りつけを工夫したり、商品の生産スケジュールを立てたりと、まさに小さな企業経営そのもの。

本番前にはリハーサルも行い、うまくいかなかった点を改善しながら、みんなで協力して準備を進めていくそうです。この過程こそが、子どもたちの成長に大きくつながるのでしょう。

KBCタウンの企画・運営プロセス

ちなみに、このKBCタウンは、ドイツで30年以上の歴史を持つ「ミニ・ミュンヘン」というイベントをモデルに考案されたそうです。子どもたちが「小さな都市」を築き、運営することで社会の仕組みを学ぶという、世界的に見ても実績のある教育プログラムなんですね。

保護者から見た「非認知能力」を育む意味

KBCでは、子どもたちが「自分の生きたい人生を切り開いていくための土台となる力」を「社会につながる人間力」と呼び、その育成を重視しています。特に小学生という多感な時期に、小さな成功体験を積み重ね、自信や自立心を育む「自分軸」と、他人との関わりの中でコミュニケーション力などを身につける「社会軸」の両方を大切にしています。

KBCのキッズコーチは、一方的に教え込む「ティーチング」ではなく、子どもたち一人ひとりと向き合い、個性を引き出す「コーチング」を意識しているとのこと。子どもたちが自ら考えて答えを導き出すサポートをしてくれるのは、親としてとても心強いと感じます。

KBCで育まれる12の知恵

多くの企業が応援!協賛企業のご紹介

今回のKBCタウンは、過去最多となる23もの企業が協賛し、子どもたちの学びを応援しています。普段から親しんでいる企業の名前が並んでいると、子どもたちもより身近に社会を感じられるのではないでしょうか。

例えば、以下のような企業が協賛しています。

株式会社伊藤園のロゴ

まとめ:社会とつながる学びの場

「KBCタウン2025」は、子どもたちが楽しみながら社会の仕組みや経済を学び、将来に役立つ大切な力を育む素晴らしい機会だと感じます。親としては、子どもが自分から意欲的に取り組み、仲間と協力しながら何かを成し遂げる姿は、何よりも嬉しいものです。

このような体験を通して、子どもたちが社会への関心を深め、自らの可能性を広げていけるよう、私たちも家庭でできることを応援していきたいですね。

出典:PR TIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000077911.html

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