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第19回「私とみんてつ」小学生新聞コンクール、受賞作品が決定!親子の学びを深める鉄道新聞の魅力

目次

受賞作品と受賞校が決定

今年のコンクールで特に注目されたのは、以下の作品と学校です。

  • 個人部門 最優秀作品賞(文部科学大臣賞)

    • 東京都 台東区立根岸小学校5年生 浅羽 茉莉さんの作品「知って!!乗って!!岳南電車イイトコしんぶん」
  • 学校部門 最優秀学校賞(国土交通大臣賞)

    • 奈良県 奈良市立六条小学校

浅羽さんの作品は、岳南電車の魅力を深く掘り下げ、読む人が「知りたい!乗りたい!」と思わせるような工夫が凝らされている点が評価されました。子どもたちの視点で地域の鉄道を調べ、まとめる力には、いつも感心させられます。

最優秀作品賞「知って!!乗って!!岳南電車イイトコしんぶん」

表彰式で努力を称える場

上位入賞者の皆さんを対象とした表彰式は、2026年1月10日(土)に大手町プレイスホール&カンファレンスで開催される予定です。子どもたちが一生懸命に取り組んだ成果が、こうして多くの人に認められ、表彰される機会があるのは、親としても本当に嬉しいものです。この経験が、子どもたちの自信と次なる探求心につながることを願っています。

前回の表彰式の様子

なぜ鉄道新聞作りが子どもたちに良い影響を与えるのか

このコンクールは、単に新聞を作るだけでなく、子どもたちの多角的な学びを促す良い機会だと感じます。私自身も、子どもたちが鉄道図鑑を広げたり、実際に電車に乗って目を輝かせたりする姿を見るたびに、その奥深さに気づかされます。

  1. 探求心と情報収集力: 好きな鉄道について調べる過程で、子どもたちは自然と情報を集める力を身につけます。図書館で本を読んだり、インターネットで検索したり、時には実際に駅へ足を運んだりする経験は、学校の勉強だけでは得られないものです。
  2. 表現力と構成力: 集めた情報をどのように分かりやすく伝えるか、写真やイラストをどう配置するか。新聞作りは、子どもたちの表現力や構成力を大きく育みます。
  3. 地域への関心: 地域の鉄道をテーマにすることで、自分の住む街やその歴史、文化に目を向けるきっかけにもなります。岳南電車の例のように、ローカル線が持つ魅力に気づくのは、地域愛を育む第一歩かもしれません。
  4. 家族の会話のきっかけ: 新聞作りは、親子で一緒に取り組める良い機会です。「この電車の歴史を調べてみようか」「この駅にはどんな特徴があるんだろうね」といった会話は、子どもの学びを深めるだけでなく、親子のコミュニケーションを豊かにしてくれます。

家庭での学びのヒント

今回のコンクールを通じて、鉄道への関心が高まったお子さんもいるかもしれません。すぐに次のコンクールへの応募は難しくても、身近な鉄道について親子で話してみるだけでも、学びのきっかけになります。

  • 身近な駅の観察: いつも利用する駅でも、よく見ると新しい発見があるかもしれません。駅の構造や利用者の様子、時刻表など、普段は気にしない部分に目を向けてみましょう。

  • 鉄道イベントへの参加: 地域で開催される鉄道イベントや博物館に足を運んでみるのも良いでしょう。実物に触れることで、子どもたちの興味はさらに深まります。

  • 旅の計画: 家族旅行の際に、鉄道を使った計画を立ててみるのもおすすめです。時刻表を読んだり、路線図を見たりする経験は、地理や算数の学びにもつながります。

まとめ

第19回「私とみんてつ」小学生新聞コンクールは、子どもたちの鉄道への情熱と探求心が詰まった素晴らしいイベントとなりました。受賞された皆さん、そして応募されたすべての小学生の皆さんの努力に、心から拍手を送りたいと思います。このような体験が、子どもたちの未来の可能性を広げる一助となることを期待しています。

コンクールの詳細やその他の受賞作品については、以下の日本民営鉄道協会のウェブサイトで確認できます。

出典:PR TIMES

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