「スクペイ」ってどんなサービス?
「スクペイ」は、学校やPTA、学習塾といった教育現場での集金業務をデジタル化するサービスです。これまで教職員の方々が手作業で行っていた請求書の作成や入金確認、会計管理といった作業を、一元的にオンラインで管理できるようになります。
これにより、学校側の手間が大きく省けるだけでなく、保護者の方々にとっても、より便利で安心な支払い環境が提供されます。
今回取得した特許が意味するもの
今回取得された特許は、「集金プログラム技術」(特許第7776832号)というものです。これは、学校からの請求データを保護者へ通知し、保護者がスマートフォンなどから支払い操作をすると、登録済みの口座から学校の口座へ「即時」で自動的に振り替えを行う、一連の集金処理を自動化する技術です。
この特許の取得は、スクペイが提供するサービスの信頼性と安全性が、国によって認められた証拠とも言えます。サービスの中核をなす技術が守られることで、今後も安定したサービスが期待できますね。
なぜ、このようなサービスが必要とされているの?
文部科学省の調査(令和5年度 教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査結果)によると、全国の自治体の約半数が、学校の徴収金業務を教員から外すことができていないという実態が報告されています。
これは、本来子どもたちの教育に専念すべき教員や事務職員が、集金業務に多くの時間と労力を割いていることを示しています。会計処理の複雑さや個人情報管理の難しさから、外部に委託することも簡単ではありませんでした。
「スクペイ」は、こうした学校現場の長年の課題を解決し、教職員がより子どもたちと向き合う時間を作り出すために開発されました。
参照:令和5年度 教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査結果(文部科学省、2023年12月)
保護者にとってのメリット
私たち保護者にとって、「スクペイ」は日々の支払いをぐっと楽にしてくれます。

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スマホで手軽に支払い: 学校からの請求通知をメールや連絡アプリで受け取り、スマートフォンやPCからすぐに内容を確認し、支払いができます。
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支払い方法を選べる: 銀行口座からの即時決済(約380行に対応)はもちろん、コンビニ支払いも選べるので、ご自身の都合に合わせて支払うことが可能です。
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現金や新口座の準備が不要: 子どもに現金を持たせる心配や、学校指定の金融機関で新しく口座を開設する必要がなくなります。普段お使いの口座で支払えるのは、大きなメリットですね。
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個人情報の安心: 保護者の口座情報や個人情報は学校側で入力・表示されることなく、安全に管理されます。

株式会社MEMEの代表取締役である齋藤舞さんも、三児の母として、自身が経験した集金での苦労(子どもがランドセルに集金袋を入れっぱなしにしたり、夜中に小銭を用意するためにコンビニに走ったりした経験)が、このサービス開発の原点にあると語っています。現場の声と保護者の視点の両方から生まれたサービスだからこそ、使いやすさにも期待が持てますね。
今後の「スクペイ」に期待すること
「スクペイ」は2024年4月の正式提供開始からわずか1年半で、すでに540以上の施設に導入されているそうです。今回の特許取得を機に、さらに多くの学校や保護者の皆さんが、集金に関する悩みを解消できるようになることを期待したいですね。
学校の先生たちが子どもたちの教育に、そして私たち保護者が安心して子育てに集中できる、そんな環境づくりに貢献してくれるサービスとして、今後の発展に注目していきましょう。
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出典:PR TIMES

