小学生の探究学習が世界とつながる！ブリタニカとWith The Worldの新プログラム

2025年12月4日

新プログラムのここがポイント

このプログラムは、大きく分けて二つの柱があります。

信頼できる情報で深く調べる：ブリタニカが提供する、専門家がしっかり確認したオンラインの資料を使って、子どもたちは安心して調べ学習ができます。インターネットにはたくさんの情報がありますが、どれが正しいか見極めるのは大人でも大変ですよね。このツールなら、子どもたちは質の高い情報に触れ、効率的に学ぶことができます。
世界中の友達と意見を交わす：With The Worldが持つ世界中の学校とのネットワークを活かして、海外の同じくらいの年の子たちと、英語で直接話す機会が得られます。自分の考えを伝えたり、相手の意見を聞いたりすることで、英語力はもちろん、広い視野や協力する力が自然と身につくでしょう。

なぜ、今このプログラムが必要なの？

最近の学校では、子どもたちが自分でテーマを見つけて深く掘り下げていく「探究学習」という学びが重視されています。これは、教科の枠を超えて、身近な問題から社会全体の課題まで、子どもたち自身が「なぜだろう？」「どうすればいいだろう？」と考えて、答えを見つけていく学習のことです。しかし、学校の先生方も、信頼できる資料を探したり、授業の準備に時間をかけたりと、なかなか大変なのが実情です。また、子どもたちが「他の人はどう考えているんだろう？」と、多様な意見に触れる機会も限られているという課題もありました。

このプログラムは、そうした学校現場の負担を減らしつつ、子どもたちが主体的に学び、海外の生徒さんとの交流を通して、たくさんの考え方や価値観に触れることができるようにと、ブリタニカとWith The Worldが力を合わせて作ったものです。

小学生のお子さんや保護者の方への影響

このプログラムに参加することで、お子さんにはたくさんの良い変化が期待できます。

自分で課題を見つける力：身近な疑問から、もっと大きな社会の課題へと目を向ける力が育ちます。
筋道を立てて考える力：集めた情報を整理し、自分の考えをしっかり組み立てる力がつきます。
英語で伝える力：海外の友達と実際に英語で話すことで、生きた英語力が磨かれます。
協力し合う力：色々な背景を持つ友達と一緒に考え、意見を深める経験ができます。
国際的な視野：異文化や多様な価値観に触れることで、世界を広く見る目が養われます。

先生方にとっても、授業の準備や国際交流の運営にかかる手間が減るというメリットがあるそうですよ。これは、子どもたち一人ひとりに、より丁寧に向き合う時間を生み出すことにもつながるかもしれませんね。

プログラムの進め方（例）

例えば、2日間で完結するプログラムでは、以下のように進められます。

1日目：調べ学習
- 子どもたちは、まず身近な社会の課題をテーマに、自分たちで解決したい問題を見つけます。ブリタニカのオンラインリサーチツールを使い、世界中の事例やデータを見ながら、自分の意見を整理していきます。
2日目：国際交流・話し合い・発表
- 1日目に考えたテーマをもとに、日本と海外の生徒さんが英語で話し合います。お互いの考え方の違いを知り、議論を通して考えを深めます。実際に英語でコミュニケーションをとる中で、「もっとこう話したいな」といった、自分の英語力の成長や課題に気づく良い機会にもなります。