不登校の増加と「ネット出席」への関心
最近、不登校のお子さんが全国で35万人を超え、その数は残念ながら増え続けています。そんな中、ご家庭でICT（情報通信技術）を活用した学習活動が、学校の「出席」として認められる、いわゆる「ネット出席」という制度に注目が集まっています。
「ネット出席」は、学校に行きづらいお子さんにとって、学びを継続する大切な選択肢となるものです。しかし、学校の先生方からは「制度があるのは聞いたことがあるけれど、実際にどう進めたらいいのか分からない」「保護者の方から相談されて、どう対応すべきか困ってしまった」といった声が多く聞かれます。保護者の皆さんが期待する一方で、学校現場には戸惑いがあるのが現状です。
学校現場の悩みを解決する無料セミナー
このような状況を受け、株式会社すららネットは、教員や教育委員会、不登校支援に携わる方々を対象に、「保護者から “ネット出席”と言われたら？ 学校が明日から困らないための出席扱い制度活用セミナー」をオンラインで開催します。
このセミナーでは、保護者と学校をつなぎ、これまでに2000件以上の「ネット出席」認定を支援してきたすららネットの担当者が登壇します。文部科学省の通知のポイントから、ご家庭での学習量をどう決めるか、対面での指導はどのくらいの頻度で、どんな方法で行うべきか、そして成績評価にどう反映させるかといった、学校が判断に迷いやすい具体的なポイントが、実例を交えて分かりやすく解説されます。
さらに、セミナーではすららネットが新たに作成した「出席扱い制度・運用ガイドライン」も公開されます。これは、学習のステップのモデルプランや、関係者間で情報を共有するためのテンプレートなど、学校現場で「明日からすぐに使える」資料が提供されるとのこと。まさに、現場の先生方の負担を減らしながら、子どもたちの学びの選択肢を広げるための実務的な情報が詰まった内容と言えるでしょう。
保護者にとっての安心材料
このセミナーは直接的には学校関係者向けですが、保護者の皆さんにとっても、とても意味のある取り組みです。学校が「ネット出席」制度をきちんと理解し、スムーズに運用できるようになれば、もしお子さんが不登校になってしまった時でも、自宅で安心して学びを続けられる道がより明確になります。
私たち親としては、子どもが学校に行けなくなった時、「この子の学びはどうなってしまうんだろう」と大きな不安を感じます。そんな時、学校側が制度を理解し、対応できる準備があることは、大きな心の支えになるはずです。このセミナーを通じて、学校と保護者が協力し、すべての子どもたちが自分に合った形で学びを継続できる環境が整っていくことを期待したいですね。
開催概要
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タイトル：「保護者から “ネット出席”と言われたら？ 学校が明日から困らないための出席扱い制度活用セミナー」
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開催日時：2025年12月19日（金）16:00～17:00、12月20日（土）13:30～14:30
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開催形式：オンライン（Zoom）
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参加費：無料
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対象：学校教員、管理職、教育委員会、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなど、不登校支援に関わる方
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主な内容：
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出席扱い制度の基本整理
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現場で迷いやすい実務ポイントの解説
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学習量設定のしかた
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対面指導の位置づけ
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成績への反映の考え方
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明日から使える運用ガイドラインの紹介
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登壇者：
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株式会社すららネット 子どもの発達支援室 副室長 舟引崇裕
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株式会社すららネット 学校グループ 自治体チーム チーム長 堀込洋
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申込方法：申し込みフォームより受付
株式会社すららネットについて
株式会社すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念に掲げ、AIを活用した対話式のICT教材「すらら」や「すららドリル」などを開発・提供しています。現在、国内の2,600校以上の学校や学習塾で導入され、約25万人の児童生徒が利用しているそうです。不登校のお子さんや発達障がいを持つお子さん、経済的に困難な状況にあるお子さんにも学習機会を届けることで、教育課題の解決に取り組んでいます。
まとめ
不登校のお子さんが増える中で、「ネット出席」制度は、子どもたちの学びを支える大切な選択肢の一つです。今回のセミナーは、学校現場がこの制度を適切に活用できるよう、具体的な情報とツールを提供するものです。学校がこの制度をしっかり理解し、運用できるようになることは、結果として私たち保護者や、何よりも子どもたちにとって、大きな安心につながるのではないでしょうか。すべての子どもたちが、自分らしく学び続けられる未来を、私も父親として願っています。
出典：PR TIMES（https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000588.000003287.html）
