コニカミノルタがAI学習支援などサービス統合！小学生の学びも進化するニュース

2025年12月3日

AI SaaSポータルサイト開設のポイント

今回のポータルサイト開設には、大きく分けて二つのポイントがあります。

複数のAIサービスを一元化：これまで個別に情報発信されていた「KOTOBAL（コトバル）」「MELON（メロン）」「tomoLinks」「COCOMITE（ココミテ）」といったAIサービスが、このサイトでまとめて確認できるようになりました。これにより、保護者の皆さんも、お子さんの学びやご家庭での課題解決に役立つサービスを見つけやすくなります。
協業・共創パートナーを募集：コニカミノルタジャパンは、AIを活用してさらに社会課題解決力を高めるため、一緒に事業に取り組む企業や個人パートナーを積極的に募集しています。これは、AIの力を借りて、より良い社会を築いていこうという前向きな姿勢の表れですね。

「AI SaaS by Konica Minolta ICW」公式サイト：
https://icw-ai-saas.konicaminolta.jp

なぜ今、AIが社会課題解決に注目されるのか

現代の日本は、働き手が減ったり、国際的な競争が激しくなったり、多様な人々が共生する社会になってきたりと、様々な課題に直面しています。こうした課題を解決するために、AIの技術がとても注目されているんです。

AIは単に仕事を効率化するだけでなく、例えば外国の方や障がいのある方も含め、誰もが暮らしやすい社会を作るための大切な道具の一つになりつつあります。コニカミノルタジャパンも、こうした社会の変化に対応し、AIの力で新しい価値を生み出すことを目指しているとのことです。

小学生の学びにも役立つ！コニカミノルタのAIサービス

今回のポータルサイトにまとめられたサービスの中には、私たち保護者にとって特に気になる、小学生の学びをサポートするAIサービスも含まれています。

学校教育向けソリューション「tomoLinks（トモリンクス）」

「tomoLinks」は、不登校のお子さんや外国籍のお子さんなど、一人ひとりの学び方や理解のペースが違う子どもたちに、最適な学びの機会を提供することを目指しています。先生方の負担を減らし、より多くの子どもたちに目が行き届くようにサポートしてくれる、そんなサービスです。

例えば、子ども向けの対話型AIとして、授業のテーマに合わせてAIがふるまいを変え、みんなで協力して学ぶ「チャッともシンク」や、親しみやすいキャラクターのAIがそばで学習をサポートしてくれる「学習伴走型AI」があります。さらに、お子さんの学力や学習状況をAIが分析し、一人ひとりに合った教材を提案してくれる「先生×AIアシスト」といった機能も提供されています。

AIが、子どもたちそれぞれの「得意」を伸ばし、「苦手」を克服する手助けをしてくれるというのは、私たち保護者にとっても大変心強いですね。

「tomoLinks」公式サイト：
https://tomolinks.konicaminolta.jp/

その他のAI SaaSサービス

ホテル・自治体向け多言語通訳サービス「KOTOBAL（コトバル）」

AIによる機械翻訳と、24時間365日対応のオンラインオペレーターによる通訳で、最大32言語に対応。透明ディスプレイと連携することで、相手の表情を見ながら翻訳を読むことができ、外国人の方や聴覚障がいのある方とのスムーズなコミュニケーションをサポートします。
「KOTOBAL」公式サイト：
https://kotobal.konicaminolta.jp/
医療機関向け多言語通訳サービス「MELON（メロン）」

医療現場に特化した20言語対応の通訳サービス。AIと専門の通訳者が連携し、外国人患者さんと医療従事者の方との円滑な対話を支援します。聴覚障がいのある方への音声筆談や手話通訳にも対応しており、誰もが安心して医療を受けられる環境づくりに貢献します。
「MELON」公式サイト：
https://melon.konicaminolta.jp/
オンラインマニュアル作成・運用サービス「COCOMITE（ココミテ）」

オンラインでマニュアルを簡単に作成・共有・管理できるサービスです。AIがマニュアルの構成や本文を自動生成してくれる機能もあり、忙しい中でも効率的にマニュアル作成が進められます。会社や組織での情報共有をスムーズにし、業務の効率化を助けます。
「COCOMITE」公式サイト：
https://cocomite.konicaminolta.jp/