プログラムの要点
このプログラムは、外国籍の子どもたちが授業内容をリアルタイムで理解できるよう、AI同時通訳サービスを学校に届けるものです。主な内容は以下の通りです。
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プログラム名: 「Hello, world!」プログラム第二弾
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寄贈製品: AI同時通訳「Sentio – ポケトーク for スクール」(通常価格55,000円税込/年額)
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応募対象: 日本全国の小学校・中学校・高校、大学、および管轄する教育委員会
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募集期間: 2025年12月2日(火)から2026年1月31日(土)まで
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対象校の決定: 2026年3月(予定)

言葉の壁をなくし、みんなが学びやすい環境へ
この「Hello, world!」プログラムは、次世代を担う子どもたちが、言葉や国籍の違いにとらわれずに交流できる環境を作ることを目指して、2023年に始まりました。
今、日本の学校には、母語が日本語ではないお子さんも多く通っています。言葉が違うことで、授業の内容がなかなか理解できなかったり、周りの子たちと馴染めずに学校に行きづらくなってしまったりといった問題が指摘されています。先生方も、こうした「言葉の壁」に日々奮闘されているのが現状です。
このプログラムは、そうした課題を解決し、すべての子どもたちが等しく学び、それぞれの力を伸ばせるような環境を実現したいという思いから実施されています。
第一弾の実施時には、たくさんの学校から応募があり、「外国籍の子どもたちとのコミュニケーションがスムーズになった」「日本人児童生徒との交流が進んだ」といった、現場からの喜びの声が届いているそうです。こうした良い成果を受けて、さらに多くの学校を支援するため、第二弾の実施が決定されました。
GIGA端末で活用できる「Sentio」とは?
今回の第二弾で寄贈されるのは、「Sentio – ポケトーク for スクール」というAI同時通訳サービスです。これは、先生のお話を聞き取り、英語や中国語はもちろん、ネパール語、ミャンマー語、ウルドゥー語といった、普段なかなか通訳を見つけにくい言語を含む75言語に、音声とテキストで同時に通訳してくれる、子どもたちの学びを力強くサポートしてくれる便利なサービスです。
従来の通訳のように、話が終わるのを待ってから通訳されるのではなく、ほぼリアルタイムで通訳されるため、外国籍のお子さんでも授業内容をすぐに理解することができます。現在、日本全国で100以上の学校や自治体で導入されている実績があります。

この「Sentio」の大きな特徴は、子どもたちが学校で使っているGIGA端末(タブレットやパソコン)で使える点です。授業中だけでなく、保護者面談など、学校生活の色々な場面で活用できるため、学校現場のニーズに合わせて作られています。
私たち保護者からできること
この素晴らしいプログラムは、学校が応募する形になっています。もし、お子さんの学校で言葉の壁に悩むお子さんがいたり、国際交流を深めたいと考えていたりするようでしたら、ぜひ学校の先生や教育委員会にこのプログラムのことを教えてあげてはいかがでしょうか。もしかしたら、その一言が、多くの子どもたちの学びを支えるきっかけになるかもしれません。
プログラムの詳細については、下記のページで確認できます。
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「Hello, world!」プログラムページ: https://pocketalk.jp/hello-world
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「Sentio – ポケトーク for スクール」詳細: https://pocketalk.jp/column/school
まとめ
ポケトーク株式会社の「Hello, world!」プログラム第二弾は、AI同時通訳「Sentio」を通じて、言葉の壁をなくし、すべての子どもたちが安心して学び、交流できる学校環境を支援する、とても大切な取り組みです。GIGA端末の普及が進む中で、こうした先進技術が子どもたちの多様な学びを後押ししてくれるのは、私たち保護者にとっても大変心強いことですね。
出典:PR TIMES

