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運動神経より「好き」が大事!小学生の人間力を育むスポーツの秘訣【教育ニュース】

目次

「好き」な気持ちが非認知能力を育む

リーフラス株式会社が実施した最新の統計分析により、子どもの「運動神経」そのものよりも、「スポーツが好き」という気持ち、つまり嗜好性が、人間力とも呼ばれる「非認知能力」を育む上で、非常に大切な要素であることが明らかになりました。

非認知能力というのは、一般的に学力テストなどでは測りにくい、生きていく上で大切な能力のこと。この調査では、具体的に以下の5つの要素を指しています。

非認知能力の5つの要素

  • 挨拶・礼儀:規律を守り、社会で大切な挨拶や感謝の気持ちを伝えられる力

  • リーダーシップ:自分や仲間のことを考え行動に移せる力

  • 協調性:仲間を思いやり、協力して物事を進めていく力

  • 自己管理力:自分の気持ちをコントロールして物事をやり抜く力

  • 課題解決力:課題を発見し解決していく力

調査で分かった3つの大切なこと

この調査は、126名の小学生を対象に、非認知能力測定システム「みらぼ」と新体力テストの結果を合わせて分析したものです。その結果、次の3つの点が特に注目されました。

1. 「スポーツが好き」な子どもほど非認知能力が高い

非認知能力の合計スコアと「スポーツするのが好きか」という項目を比較したところ、相関係数 r = 0.34という明確な関係が見られました。これは、実際の運動能力を示す体力テストの合計点と非認知能力の相関(r = 0.21)よりも強く、「好き」という気持ちが非認知能力とより深く結びついていることを示しています。

2. 「好き」な気持ちが育む5つの能力

スポーツへの前向きな気持ちは、上記でご紹介した非認知能力の5つの要素すべてに良い影響を与えていることが分かりました。特に、「自己管理力」(感情の抑制や規則正しい生活を送る力)では r = 0.39、「課題解決力」(困難に工夫して挑戦する力)では r = 0.29と、高い相関が確認されています。これは、スポーツを楽しむ姿勢が、自分を律する力や、目の前の問題に立ち向かう力を育むことと密接に関わっていることを示しています。

3. 「好き」が非認知能力の土台となる

今回の結果は、単に「運動ができる・できない」というスキルのレベルよりも、スポーツに対して「前向きな気持ち」を持っていること自体が、非認知能力を高いレベルで安定させるための大切な要因であることを裏付けています。

家庭での声かけのヒント

この分析結果は、私たち保護者にとっても大きなヒントになりますね。子どもがスポーツに取り組む上で、つい「もっと速く走れるように」とか「もっと上手にボールを扱えるように」と、技術的な上達ばかりに目を向けがちです。もちろんそれも大切ですが、それ以上に「スポーツって楽しい!」「体を動かすのが好き!」という気持ちを育んであげることが、子どもの人間力を伸ばす上で何より重要だということです。

リーフラス株式会社も、創業以来、勝利至上主義ではなく、非認知能力の育成を重視したスクール指導を行っているそうです。「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」指導を徹底し、子どもたちがスポーツを嫌いになる原因を取り除いているとのこと。この方針が、今回の調査で非認知能力の育成に貢献していることが示されたのは、私たち親にとっても安心できる情報ではないでしょうか。

ご家庭でも、お子さんがスポーツに対してどんな気持ちを持っているか、ぜひ聞いてみてください。結果よりも、その過程や、スポーツを通じて得られる喜び、仲間との関わりを大切にする声かけを心がけることが、非認知能力を育む第一歩になりそうです。

今回の調査は、特定のスポーツスクールの会員だけでなく、学校教育現場の一般児童を対象に行われたため、その結果は広く多くのお子さんに当てはまるものと考えられます。

非認知能力測定システム「みらぼ」とは

今回の調査で活用された「みらぼ」は、スポーツ心理学の専門家と共同で開発された、非認知能力を数値化できるシステムです。リーフラス社では、このシステムを使って子どもたちの「挨拶・礼儀」「リーダーシップ」「協調性」「自己管理力」「課題解決力」の5つの能力を測定し、一人ひとりに合った目標設定や指導方針に役立てています。

みらぼの評価レポート例

子どもと保護者の5つの能力比較レーダーチャート

今後の展望

リーフラス社は今後も「みらぼ」を通じたデータ活用を進め、教育の質の向上に貢献していく方針です。非認知能力がどのように育っていくのか、さらに詳しく解明するため、長期的な視点での調査(縦断研究)も計画しているとのことです。子どもたちの成長を深く理解するための研究が進むのは、私たち親にとっても心強いですね。

まとめ

今回の調査から見えてきたのは、子どもの人間力を育む上で、スポーツの「楽しさ」や「好き」という気持ちが、運動能力以上に大切だということです。結果にとらわれず、子どもがスポーツを心から楽しめる環境を整えてあげること。そして、その中で培われる挨拶や協調性、粘り強さといった非認知能力を、私たち親がしっかり見守り、褒めて伸ばしてあげたいですね。

リーフラス株式会社の取り組みや詳細については、以下のウェブサイトをご確認ください。

出典:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000101475.html)

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