小学生の「見えない学力」非認知能力、どう育てていく?
小学生の子どもを持つ親御さんなら、「テストの点数だけじゃない、もっと大切な力ってなんだろう?」と、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。近年、「非認知能力」という言葉を耳にする機会も増えてきましたね。これは、意欲や忍耐力、自制心、協調性など、学力テストでは測りにくい、けれど社会で生きていく上でとても大切な力のことです。
しかし、「目に見えないこの力を、どうやって評価し、どう子どもに接すれば良いのか…」と悩む声も少なくありません。そんな中、パナソニック教育財団の助成を受けている八王子市立高嶺小学校で、保護者と教員が一緒に子どもの成長を考える「対話型」の講演会が開催されました。
「非認知能力」を育む、学校と家庭の新しい連携
この講演会では、子ども向けスポーツスクールの運営などを行うリーフラス株式会社が開発した非認知能力測定システム「みらぼ」が活用されました。「みらぼ」の開発担当者が登壇し、保護者と教員が「みらぼ」のデータを通して、子どもの成長について語り合う新しい形の教育連携が実践されたとのことです。
今回の取り組みのポイントは、次の2つです。
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「見えない学力」の重要性を理解する: 世界的に注目される非認知能力について、基礎知識と具体的な関わり方を学ぶ機会となりました。
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データと対話で連携を深める: 「みらぼ」の測定データを共通の指標とすることで、学校と家庭、それぞれの視点から子どもの様子を共有し、より良い成長のために何ができるかを話し合いました。
「あえて失敗させる?」子どもの成長を促す関わり方
講演会では、「非認知能力を育む接し方」について具体的なヒントが提供されました。例えば、「あえて失敗させる?」といった少し驚くような問いかけや、「失敗を恐れさせない」「プロセスを褒める」といったアプローチが、全国での利用実績を交えて紹介されたそうです。

講演の後半には、教員と保護者がグループに分かれての座談会も実施されました。「みらぼ」のデータを参考にしながら、学校での子どもの姿と家庭での姿を共有し、「今、子どもたちに必要な力は何か」「大人がどう意識を変えるべきか」といったテーマで活発な意見交換が行われたとのことです。
参加者からは、「子どもへの対応について学ぶ機会になった」「こうした機会を継続的に作ってほしい」といった声が寄せられ、意識の変化を感じた方が多かったようです。
非認知能力を「見える化」する「みらぼ」とは
この講演会で活用された「みらぼ」は、リーフラススポーツスクールが長年培ってきたノウハウとスポーツ心理学の専門家との共同研究から生まれたシステムです。これまで感覚的に捉えられがちだった非認知能力を数値化することで、「見える化」を実現しています。
「みらぼ」では、以下の5つの能力を非認知能力として定義し、測定することで、子どもたちの現在の状況を把握し、今後の目標設定や指導方針に役立てています。
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挨拶・礼儀
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リーダーシップ
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協調性
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自己管理力
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課題解決力

この5つの力を測定することで、保護者や教員は子どもの強みや課題を客観的に理解し、具体的なサポートにつなげられるでしょう。
家庭でできること:日々の声かけとプロセスを大切に
今回の講演会で示されたように、非認知能力を育む上で家庭の役割は非常に大きいです。
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失敗を恐れさせない環境づくり: 子どもが新しいことに挑戦し、たとえ失敗しても「大丈夫だよ」「よく頑張ったね」と声をかけ、次への挑戦を応援する姿勢が大切です。
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結果だけでなく、プロセスを褒める: 「テストで良い点が取れたね」だけでなく、「一生懸命勉強したね」「諦めずに取り組んだことが素晴らしいね」と、努力や過程を具体的に褒めることで、子どもの意欲や忍耐力が育まれます。
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学校との連携: 学校から子どもの様子が伝えられたら、それをヒントに家庭での関わり方を考えたり、家庭での子どもの様子を学校に伝えたりと、積極的に情報共有をすることで、より一貫したサポートが可能になります。
まとめ:学校と家庭で子どもの「生きる力」を育む
八王子市立高嶺小学校での取り組みは、ICTを活用して子どもの内面的な成長を「見える化」し、学校と家庭が手を取り合って子どもを育む社会の実現に向けた一歩と言えるでしょう。
非認知能力は、これからの社会を生き抜く子どもたちにとって、学力と同じくらい大切な「生きる力」です。家庭と学校がデータを共通言語として対話することで、子どもたちはきっと、より豊かな成長を遂げられるはずです。
リーフラス株式会社は、今後もこのような先進的な取り組みを行う学校と連携し、子どもたちの成長をサポートしていくとのことです。私たち親も、学校との連携を大切にしながら、子どもの「見えない学力」を日々の生活の中で育んでいきたいですね。
出典:PR TIMES(https://www.leifras.co.jp/)

