調査結果の要点
今回の調査で明らかになった主なポイントをまとめました。
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9割以上の子どもが「なりたい職業がある」:全体で93.2%の子どもたちが将来の夢を持っていると回答。特に小学生では95.4%と高い割合でした。
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人気の職業は年代で異なる:小学生では「イラストレーター」が1位、中学生では「ミュージシャン・音楽家」が1位でした。VTuberやアイドルも上位にランクインしています。
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職業選びの理由は「好きなことだから」:小中学生ともに6割以上が「好きなことだから」を理由に挙げています。中学生では「人の役に立ちたいから」という意識も高まる傾向が見られました。
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7割以上が「なくなる職業がある」と予測:全体の74.1%が10年後になくなってしまう職業があると考えています。
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なくなる職業の1位は「翻訳家」:「翻訳家」が最も多く挙げられ、次いで「電車・バスの運転手」「アナウンサー・テレビキャスター」が上位を占めました。AIやロボットによる代替可能性が理由と考えられています。
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「仕事」とは「人の役に立つこと」:「仕事」とは何かという問いに対し、「人の役に立つこと」が最も多く選ばれました。
子どもたちが考える「未来の仕事」と「仕事観」
今回の調査から、子どもたちがしっかりと自分の興味関心に基づいて将来の夢を描いていることがわかります。小学生では「イラストレーター」や「VTuber」といったクリエイティブで新しい分野が人気を集め、中学生では「ミュージシャン・音楽家」のように表現力を活かす職業への憧れが強いようです。
また、職業を選ぶ理由として「好きなことだから」が圧倒的多数を占めているのは、親としては嬉しい限りですね。子どもたちが自分の「好き」を突き詰めて、それを仕事にできたら、きっと充実した人生を送れるでしょう。

そして、「仕事」とは何かという問いに「人の役に立つこと」と答える子どもが最も多かった点も注目です。単にお金を稼ぐためだけでなく、社会貢献への意識が芽生えていることがうかがえます。これは、私たち親が子どもたちに伝えていきたい大切な価値観の一つではないでしょうか。
10年後になくなるかもしれない職業、どう考える?
子どもたちの7割以上が「将来なくなる職業がある」と予測しているという結果は、現代社会の大きな変化を物語っています。

特に「翻訳家」「電車・バスの運転手」「アナウンサー・テレビキャスター」が上位に挙がったのは、AIや自動運転技術の進化を肌で感じているからかもしれません。子どもたちの多くは、AIやロボットが代行できる仕事は将来的に減少すると考えているようです。
一方で、「芸能人」や「スポーツ選手」といった、人間の感情や創造性、身体能力が強く求められる職業は、なくなる可能性が低いと捉えられていることもわかります。

この結果は、私たち保護者にとって、これからの子どもの教育を考える上で大切なヒントになります。単に知識を詰め込むだけでなく、子どもたちが持つ個性や創造性、そして「人の役に立ちたい」という気持ちをどう育んでいくか、改めて考えるきっかけになるでしょう。
家庭でできること
AI時代を生きる子どもたちの将来のために、家庭でできることはたくさんあります。
- 子どもの「好き」を応援する:今回の調査でも「好きなことだから」が職業選びの大きな理由でした。子どもの興味関心を尊重し、それを深掘りできるような環境を整えてあげましょう。習い事や体験活動も良いきっかけになります。
- 多様な仕事に触れる機会を作る:世の中には本当にたくさんの仕事があります。図鑑やテレビ番組、職場見学などを通じて、様々な職業に触れる機会を作ってあげると、子どもの視野が広がります。親の仕事についても、子どもにわかりやすく話してあげると良いですね。
- AIやテクノロジーについて親子で考える:AIが身近になる中で、AIがどんなことができるのか、どんな仕事に影響を与えるのか、親子で話し合ってみるのも良いでしょう。不安を煽るのではなく、AIをどう活用していくか、人間ならではの価値は何かといった前向きな視点で考えることが大切です。
- コミュニケーション能力や思考力を育む:AIにはできない、人と人とのコミュニケーション能力や、自分で考えて課題を解決する力は、どんな時代でも必要とされます。日々の会話や遊びの中で、そうした力を自然と育んでいけるよう心がけましょう。

シンプルなまとめ
今回の調査結果は、現代の子どもたちが非常に現実的でありながら、未来への希望もしっかりと持っていることを示しています。AIの進化によって仕事の形は変わっていくかもしれませんが、子どもたちの「好き」という気持ちや、「人の役に立ちたい」という純粋な心は、どんな時代にも通用する大切な原動力です。
私たち保護者は、子どもたちの夢を応援し、変化の激しい時代をたくましく生き抜く力を育むサポートをしていきたいですね。この調査が、ご家庭で将来について話し合う良いきっかけになれば幸いです。
より詳しい調査レポートはこちらで確認できます。
出典:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000420.000023383.html)

