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親の半数が子どもの学力に不安?小学生の家庭学習と相談の実態

目次

調査から見えた3つの大切なポイント

この調査で特に注目したいのは、以下の3点です。

  • 親の半数以上が子どもの学力に心配を感じている

    • 具体的には51.1%の親が「心配になったことがある」と回答しました。
  • 子どもからの勉強の相談は意外と少ない

    • 親に勉強の相談をしてくる子どもは、全体の26.0%にとどまっています。約4人に3人の子どもは、親に勉強の相談をしていないことになります。
  • 気づかないうちに学力低下が進んでいたケースも

    • 約8人に1人(13.0%)の親が、「気づいたら子どもの学力悪化が大変なことになっていた」という経験があると答えています。

親が学力を心配する理由と、子どもが相談しない背景

親が子どもの学力を心配する理由としては、やはり「テストの点数が平均点以下だった」り、「成績がなかなか上がらない」といった声が多く聞かれました。また、「勉強する習慣がついていない」「スマートフォンに触れる時間が長い」など、学習態度や生活習慣を心配する声も目立ちます。

一方、子どもが親に勉強の相談をしてこない背景には、子どもなりの遠慮や、「これくらいなら自分で解決できる」という気持ちがあるのかもしれません。実際に相談内容を見てみると、「分からない問題の解き方」や「苦手科目の攻略方法」といった具体的な内容が中心でした。困りごとがはっきりしたときに初めて相談する、という傾向がうかがえます。

Q. 子どもの学力について心配になったことがありますか? (n=131)

Q. 子どもが勉強に関して親に相談してくることがありますか? (n=131)

見逃しがちな学力低下のサイン

「気づいたら学力が大変なことになっていた」という経験がある親御さんが13.0%いるという結果は、私たち親にとって特に考えさせられる点です。多くの場合、テスト結果を見て初めてその深刻さに気づくことが多いようです。

「中学の3年間はあっという間に過ぎていくので、気づいたら復習時間なんてとれなかった」「小学生の基礎学力が身についてないこと」といった声からは、学力の課題が急に現れるのではなく、時間をかけて少しずつ進んでいくケースが多いことが分かります。

Q. 気付いたら子どもの学力悪化が大変なことになっていた経験はありますか?(n=131)

家庭でできること:日々の小さな変化を見守る目を

この調査結果から、親の不安と子どもの学習状況の間に「気づきにくさ」があることが分かります。子どもが自分からSOSを出さない限り、親がその変化に気づくのは難しいものです。

だからこそ、私たち親は、子どものテストの点数や通知表だけでなく、日々の学習の様子や、ちょっとした「つまずきのサイン」にも目を向けることが大切です。例えば、宿題に取り組む時間、特定の教科への苦手意識、集中力の持続時間など、普段の様子から変化を感じ取ることができれば、早期に対応できるかもしれません。

もし、学力面で不安を感じているなら、家庭だけで抱え込まず、学校の先生や、家庭教師などのプロの指導者に相談することも有効な手段です。早めに専門家の力を借りることで、子どもの学習意欲を損なうことなく、適切なサポートができる可能性も広がります。

まとめ

今回の調査は、親の半数以上が子どもの学力に心配を感じている一方で、子どもからの相談は少ないという現状を教えてくれました。そして、約8人に1人の親が、気づかないうちに子どもの学力低下が進んでいた経験があることも分かりました。

子どもの学力は、将来の選択肢を広げる大切な要素です。親の不安と子どもの状態のギャップを埋めるためには、日頃から子どもとのコミュニケーションを大切にし、学習の様子に気を配ることが第一歩になります。必要に応じて、外部の専門家を頼ることも、子どもの成長を支える上で大切な選択肢となるでしょう。

出典:株式会社NEXERと家庭教師のラストによる調査
家庭教師のラスト:https://last-teacher.co.jp/

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