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慶應義塾の先生が教える、小学生の算数脳を育てる家庭学習本

目次

「考える楽しさ」を大切にする算数ドリル

『絶対解きたくなる! 考えるのが楽しくてとまらない算数』は、慶應義塾横浜初等部教諭で、教科書編集委員も務める前田健太先生が著者を務めています。この本の主な特長をまとめました。

  • 著者:慶應義塾横浜初等部教諭、前田健太先生

  • 対象:小学1年生から6年生まで、幅広い学年とレベルに対応。算数が得意な子も苦手な子も、そして大人も一緒に楽しめます。

  • 目的:「速く正解を出す」ことよりも、じっくり考え、試行錯誤する「思考力」と「過程」を重視しています。

  • 特徴:「当たり前」を覆すような、算数の本質を突く問いが満載です。

  • 学びのヒント:全ての問題に「まえけん先生からの一言」が掲載され、問題解決のヒントや考え方のコツを学ぶことができます。

「速さ」よりも「なぜ?」を大切に

近年、中学受験の難化や早期教育が注目される中で、「より難しい問題をより速く解く」ことが子どもたちに求められる傾向があります。公式を暗記したり、効率の良い裏技を使ったり、大量の演習で体に覚えさせたり……。たしかに、早く解ける達成感も算数を好きになるきっかけにはなるでしょう。

しかし、著者の前田健太先生は、「やり方は知っているけれど、なぜそうなるかは説明できない」という学び方だけでは、本当の意味で算数の力は身につかないと指摘しています。この本には、難しい問題に挑む力がある子どもたちにこそ、じっくり考え、試行錯誤する「過程」の楽しさを知ってほしいという願いが込められているのです。

親子で一緒に考えよう!「当たり前」を覆す問題

この本には、大人も思わず「なるほど!」とうなるような、本質を突く問題が多く収録されています。例えば、小学1・2年生で習う知識だけで解ける初級編の問題でも、一筋縄ではいかない工夫が凝らされています。

例1:何人並んでいるの?

何人並んでいるの?問題

一見すると単純な足し算に見えますが、答えは一つと思い込んでしまうと、「あれ?」となるかもしれません。この問題には、複数の考え方や答えが存在する可能性が隠されています。

何人並んでいるの?解説

「他の考え方もあるかな?」「違うパターンも試してみよう」と、自分に問いかけながら問題に向き合う姿勢は、算数だけでなく、正解のない問いに向き合うために必要な「思考力」を育むことにつながります。

まえけん先生からの一言

例2:分数の割り算はなぜひっくり返してかけるのか?

分数の割り算の問題

「分数の割り算は、割る数を逆数にしてかける」と機械的に覚えている方は多いのではないでしょうか。しかし、本書では、分子同士・分母同士で割るという、一見間違いに見える計算が「正しい」こともあると紹介されています。

なぜこのやり方で正解にたどり着けるのか、たまたまこの数字だからなのか、それとも他の数でも通用するのか……。こうした「当たり前」に隠れた算数の本質を、子どもたちの純粋な疑問とともに解き明かしていきます。大人も一緒になって「なぜ?」を試し、考えてみることで、算数への理解が深まるでしょう。

正解のない時代を生き抜く「一生の財産」を

この本は、子どもたちが「なぜそうなるのか?」という純粋な好奇心を大切にし、粘り強く考え抜く力を育むことを目指しています。これは、算数の成績を上げるだけでなく、将来、正解のない問いに向き合い、自ら道を切り拓いていくための「一生の財産」になるはずです。

算数が好きな子も、少し苦手だと感じている子も、この本を手に取れば、きっと算数の新しい世界が見えてくるでしょう。親子で一緒に、考える楽しさを発見する時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

書籍情報

  • 書名:絶対解きたくなる! 考えるのが楽しくてとまらない算数

  • 著者:前田健太

  • 定価:1,815円(本体1,650円+税)

  • 発売日:2026年1月19日(月)

  • 判型:A5判

  • ページ数:224ページ

  • ISBN:978-4-04-607894-0

  • 発行:株式会社KADOKAWA

KADOKAWAオフィシャル書誌詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322508000722/

著者の前田健太先生はX(旧Twitter)でも情報を発信されています。

X:https://x.com/mathmathsan?s=20

出典:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000018632.000007006.html)

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