東急電鉄沿線で「逃走中」イベントを開催
株式会社NIJINが運営する「NIJINアカデミー」という小中一貫オルタナティブスクールでは、鉄道好きの子どもたちが中心となり、東急電鉄沿線を使ったリアルイベント「逃走中企画」を開催します。この企画は、子どもたちが自分たちでアイデアを出し合い、イベントの内容設計から実際の運営まで、すべてを担う「子ども主体」のイベントです。親としては、子どもたちが自ら考えて行動する姿は、本当に頼もしいと感じますね。

鉄道愛から生まれたユニークなミッション
このイベントを立ち上げたのは、NIJINアカデミー内の鉄道サークルメンバーです。「鉄道が好き」という共通の気持ちから、どうすれば仲間と楽しく遊べるかを子どもたち自身が考え、形にしたのが、この「逃走中」形式のイベントです。
イベントのルールはシンプルです。参加者はハンター役と逃走者役に分かれ、ミッションをクリアしながらゴールを目指します。
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ハンターや他のチームに見つかるとポイントが増減します。
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ミッションを達成するとポイントを獲得できます。
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最終的に合計得点が最も高いチームが優勝となります。
戦略性やチームワークが試される内容で、子どもたちは夢中になることでしょう。
ミッションの内容も、東急電鉄沿線の魅力がたっぷり詰まっています。
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「○という漢字が入っている駅の駅名標と写真を撮る」
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「指定された写真と同じ沿線の建物を探して撮影する」
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「どの路線や駅を使うかを自分たちで考えて移動する」
といった、鉄道や街の特色を自然に楽しめるような工夫が凝らされています。まるで沿線を遊びながら観光しているような感覚で、新たな発見があるかもしれませんね。
「外に出る」一歩が大きな自信に
学校に通わない選択をしている子どもたちは、外に出る機会や同年代の子どもたちと直接会う機会が少なくなりがちです。NIJINアカデミーでも、普段はオンラインでの学習が中心なので、実際に生徒同士が顔を合わせる機会は多くありません。
しかし、この「逃走中企画」には、東京都以外の地域からも参加者が集まっています。
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「大好きな鉄道に直接触れられる」
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「同じ趣味の仲間とリアルで会える」
という強い動機が、子どもたちが自然と外に出るきっかけとなっているようです。学校ではなかなか話が合わなかった「鉄道」という趣味を、ここでは思いっきり楽しんで語り合える場があるのは、親としても嬉しい限りです。
実は、この東急電鉄沿線での企画は、2025年8月に東京メトロを舞台に開催された第1弾が大好評だったことを受けて実現しました。
その第1弾イベントでは、「この企画がきっかけで、初めてリアルイベントに参加できた」という子どももいたそうです。

最初のきっかけは「やってみたい」という純粋な気持ちだったかもしれません。しかし、
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自分が考えた企画でみんなが楽しんでくれたこと
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「またやってほしい」という声が聞けたこと
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学校では理解されにくかった趣味を肯定してもらえたこと
これらが、子どもたちにとって大きな自信につながったと言います。この経験を通じて、子どもたちは社会とつながる楽しさを実感するようになったのですね。
NIJINアカデミーの担任の先生も、子どもたちが自分の「好き」を原動力に、誰かを楽しませ、社会と関わっていく姿に大きな可能性を感じていると話しています。鉄道会社や地域、沿線の魅力と、子どもたちの興味関心がうまく重なったとき、子どもたちは驚くほど主体的に動き出す。この企画は、不登校の子どもたちの支援、子ども主体の学び、そして沿線の価値発信という、複数の側面で意義のある取り組みだと感じます。

NIJINアカデミーとは?
「NIJINアカデミー」は、2023年9月に開校した、不登校の小中学生を対象としたオルタナティブスクールです。オルタナティブスクールとは、学校以外の学びの場のこと。全国42以上の都道府県から約600名以上の子どもたちが学んでいます。
「多層的な心理的安全性」「一流教師による対話的な授業」「子ども主体のプロジェクト」をカリキュラムの柱とし、学校に行けないことが劣等感や罪悪感にならないよう、全ての子どもが希望を持てる未来を創ることを目指しています。2025年12月現在、希望する生徒の9割以上が在籍校の出席認定を獲得しているとのことです。

NIJINアカデミーの詳細はこちらをご覧ください:https://www.nijin.co.jp/academy
まとめ
子どもたちの「好き」という気持ちは、本当に大きな力を持っています。今回の「逃走中」企画のように、その「好き」を深め、仲間と共有する場があることで、子どもたちは自信をつけ、社会とのつながりを感じることができます。学校に行く・行かないに関わらず、すべての子どもたちが自分らしく輝けるような、多様な学びの選択肢が増えていくことは、私たち親にとっても大変心強いことだと感じます。
出典:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000703.000099150.html)

