今回の発表のポイント
今回の協業の要点を、保護者の皆さんにもわかりやすくお伝えしますね。
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日本発のSTEAM教育をインドで展開: 学研がこれまで培ってきた体験型のSTEAM教育を、インドの子どもたちに合わせて提供します。
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インドの新しい教育政策に沿った学び: インド政府が推進する「NEP2020」という大規模な教育改革の理念に沿って、子どもたちの探究心や創造性を育むモデルを構築します。
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「Fuji Infinity International Preschool(FIIP)」が拠点: 2026年春にインド・グルガオンに開園予定のインターナショナルスクールで、実証が始まります。
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将来的なグローバル展開も視野に: 今回のインドでの実証を皮切りに、将来はアジア全体での戦略的な連携や教育プラットフォームの構築も検討しているそうです。

なぜインドで?新しい教育政策「NEP2020」とは
インドでは今、教育の大きな転換期を迎えています。2020年に承認された新しい国家教育政策「NEP2020」は、これまでの知識の暗記中心の教育から、遊びや体験を通して子どもたちの「全人的な発達」を促すことを目指しています。
これは、まさに日本で重視されている「生きる力」を育む教育と通じるものがありますよね。学研が持つSTEAM教育や体験型学習のノウハウは、このインドの新しい教育の考え方にぴったり合致すると考えられています。


日本発のSTEAM教育がインドでどう活かされるのか
この実証協業では、2026年春に開園する「Fuji Infinity International Preschool(FIIP)」を拠点に、幼稚園児と小学校低学年向けアフタースクールクラスの開設を計画。授業内容や教え方については、すでに両社で話し合いが重ねられているとのことです。

2025年11月に行われた現地講師との意見交換では、次のような声が上がったそうです。
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「幼児向けなのに、大人も考えさせられるほど内容が緻密だ」
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「身近なものから科学の考え方につながり、夢中になれる設計が良い」
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「みんなで協力して課題を解決する中で、協調性や粘り強さが育つと感じる」
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「STEMだけでなく、アートが加わることで、学びが自分ごとになるのが素晴らしい」
これらの声を聞くと、日本の体験型学習の良さがインドの教育現場でも高く評価されていることがわかります。子どもたちが自ら考え、手を動かし、仲間と協力しながら学ぶ。そんな日本式の教育が、インドの子どもたちの未来を豊かにする土台となるかもしれません。


この取り組みが私たち保護者や子どもたちに教えてくれること
今回のインドでの取り組みは、私たち日本の保護者にとっても学ぶべき点が多いと感じます。
- 「非認知能力」の重要性: インドのNEP2020が目指す「遊びや体験を通じた全人的な発達」は、まさに日本の教育でも重視される「非認知能力」(自制心、協調性、粘り強さなど)を育むことにつながります。知識だけでなく、これからの時代を生き抜く力を育む教育が、世界中で求められているというメッセージを感じます。
- STEAM教育の可能性: 科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、アート(Art)、数学(Mathematics)を横断的に学ぶSTEAM教育は、子どもたちの好奇心を刺激し、様々な分野への興味を引き出す有効な手段です。小学校でもプログラミング教育が必修化されるなど、STEAM教育的な考え方は今後ますます重要になっていくでしょう。
- 異文化理解とグローバルな視点: 日本の教育が海外でどのように受け入れられ、現地の文化と融合していくのか。その過程を知ることは、子どもたちが将来、多様な文化を持つ人々と協力していく上で大切な視点を与えてくれるはずです。
まとめ
学研ホールディングスとC2C Global Education Japanのインドでの協業は、日本の教育が持つ価値を世界に広げ、子どもたちの未来を豊かにする大きな一歩です。知識の詰め込みだけでなく、体験を通して「生きる力」を育む教育が、世界中でスタンダードになっていくことを期待しています。
私たち親も、子どもたちの好奇心を大切にし、様々な体験の機会を作ってあげたいですね。

出典
今回の記事は、学研ホールディングスと学校法人C2C Global Education Japanのプレスリリースに基づいています。
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学校法人 C2C Global Education Japan: https://www.c2c.ac.jp/
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株式会社学研ホールディングス: https://www.gakken.co.jp/

