毎日更新中✨小学生教育ニュース&学習情報メディア

小学生の「思いやり」はどう育つ?心理学から学ぶ子どもの心の成長

目次

子どもの「思いやり」を深掘りするオンラインセミナー

2026年2月7日(土)に、オンラインセミナー『子どもの思いやりはどう育つのかーー向社会性発達の光と影ーー』が開催されます。このセミナーでは、心理学の最先端で活躍する若手研究者が、子どもの「思いやり」の育ち方を最新の知見から解説してくれるそうです。

セミナー告知画像

セミナーの主なポイント

  • テーマ: 子どもの思いやりがどのように芽生え、成長していくのかを「向社会性発達」という視点から探ります。

  • 内容: 幼児期に見られる素直な援助や分け与える行動から、小学生くらいで現れる少し複雑な社会的配慮、そして「感謝」という感情が思いやりをどう育てるかまでを幅広く扱います。

  • 「光と影」: 子どもの思いやりの良い面だけでなく、例えば、自分の優しさが相手にどれだけ影響を与えたかを子ども自身が低く見積もってしまう「過小評価のバイアス」といった、少し難しい側面にも焦点を当てます。

  • 講師: 就実大学心理学部の小國龍治先生が登壇し、同志社大学心理学部の石川信一先生が解説を行います。

このセミナーの主な対象は、公認心理師や臨床心理士などの専門職の方々ですが、子どもの心の成長に関心のある私たち保護者にとっても、大切なヒントがたくさん詰まっているはずです。

「向社会性発達」って何?「過小評価のバイアス」とは?

セミナーのテーマにある「向社会性発達」という言葉は、少し聞き慣れないかもしれません。これは、他人を助けたり、分け与えたりする「思いやり」や「助け合い」の気持ちが、子どもが成長するにつれてどのように変化していくか、という心理学の専門用語です。

また、「過小評価のバイアス」というのは、子どもが誰かを助けた時などに、「自分の行動が、相手にどれだけ良い影響を与えたか」を、実際よりも少なく見積もってしまう傾向のことです。例えば、お友達を助けてあげたのに、「たいしたことなかったかな…」と思ってしまうような状態ですね。この気持ちが続くと、せっかく芽生えた思いやりが育ちにくくなってしまうこともあるかもしれません。

セミナーでは、こうした専門的な内容も、きっと分かりやすく解説してくれることでしょう。私たちの日常の子育てに役立つ視点が得られるのではないでしょうか。

家庭でできること:子どもたちの「思いやり」を育むヒント

今回のセミナー内容から、私たち親が家庭でできることについて考えてみました。

  • 小さな優しさに気づき、具体的に褒める: 子どもが誰かに優しくできた時、「えらかったね」だけでなく、「〇〇ちゃんに貸してあげられて、優しかったね」と具体的に伝えましょう。子どもは自分の行動が相手にどう影響したかを理解しやすくなります。

  • 感謝の気持ちを言葉で伝える大切さを教える: 親が子どもに「ありがとう」と伝えるのはもちろん、子どもにも「お友達に助けてもらったら、ありがとうって言えたかな?」と促すことで、感謝が思いやりにつながることを教えられます。

  • 「自分は役に立てた」と感じられる機会を作る: お手伝いを頼んだり、兄弟で協力する機会を設けたりして、子どもが誰かの役に立つ喜びを体験できるようにしましょう。

  • 失敗しても、その気持ちを認めてあげる: もし子どもがうまく優しくできなかったり、相手に気持ちが伝わらなかったりしても、「優しい気持ちがあったんだね」と、その思いをまずは受け止めてあげることが大切です。

こうした日々の積み重ねが、子どもの心の成長を温かく支えることにつながると信じています。

専門家からの学びを家庭に活かす

今回のセミナーは、普段なかなか触れる機会のない心理学の最新研究を知る貴重なチャンスです。子どもの思いやりがどのように育っていくのか、その「光と影」の両面を理解することで、私たち親は子どもたちの行動をより深く理解し、適切なサポートができるようになるでしょう。

セミナーの資料は別売り(1000円)で販売される予定です。見逃し配信は2026年8月末まで視聴可能とのことなので、ご自身のペースで学ぶことができます。

また、今回の解説を担当する石川信一先生が講師を務める別の研修会や、小國龍治先生のウェブサイトも公開されています。

子どもの心の成長は、私たち親にとって永遠のテーマです。専門家の知見から学び、日々の育児に活かしていきましょう。

目次