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小学生の意見を大切に!未来を創る対話の力を育む教育ニュース

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子どもたちの声が未来を創る「いのち会議」の願い

「いのち会議」は、すべての命が輝く世界を実現するために活動している団体です。2025年には大阪・関西万博の会場で「いのち宣言」と「アクションプラン集」を発表しました。

その中でも特に注目したいのは、「いのちを『まもる』【宣言3-2】こどもや若者が自由に思いや意見を表明し、意思決定に関われる社会にしよう」という目標です。これは、子どもたちが安心して自分の考えを話し、それが社会に反映されるような未来を目指す、という強いメッセージが込められています。

「こども基本法」が示す、子どもの意見を尊重する社会

2023年4月に施行された「こども基本法」は、これからの子どもたちのための施策の土台となる法律です。この法律には、六つの大切な理念が掲げられていますが、その一つに「すべてのこどもは年齢や発達の程度に応じて、意見が尊重され、こどもの今とこれからに とって最も良いことが優先して考えられること」という内容があります。

これは、「子どもたちの意見を大切にして、子どもにとって一番良いことを考えましょう」という、とてもシンプルな、でも大切なメッセージです。この理念が本当に実現されるためには、子どもたちが性別や国籍などに関わらず、安心して自分の意見を言える場があり、その意見をもとにみんなで話し合いができるようになることが不可欠だと考えられています。

大阪大学の挑戦!「対話」を通じて次世代を育むプロジェクト

こうした社会の実現に向けて、大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)は、「自らの生から公共の知を共創する次世代市民の育成に向けた教育の開発」というプロジェクトを立ち上げました。

このプロジェクトの目標は、子どもたちをはじめとする市民が、自分たちの社会をより良くするために参加できる仕組みを考え、作り上げていくことです。特に、子ども同士で、また子どもと大人が一緒に「民主的な対話」つまり、みんなで話し合いながら物事を決めていく力を育むことに力を入れています。

これまでの活動では、夜間中学に通う生徒さんや全国の中学生・高校生が、自分たちの考えや未来への希望を国内外に向けて発信してきました。

学生たちのグループワークの様子

2024年度からは、高校生や大学生、大学院生がSDGs(持続可能な開発目標)をテーマに、深く「探究」する活動を展開しています。これは、SDGsの目標をただ学ぶだけでなく、その背景にある社会の状況を批判的に捉え直し、自分たちに何ができるかを「いのちの声」としてまとめ、社会の関連機関に提言していくというものです。この活動を通じて、社会に積極的に関わる若者を育てるとともに、子どもたちの活動をサポートできる大人も養成していくとのことです。

家庭でできること:お子さんの「なぜ?」に耳を傾けてみましょう

私たち保護者として、こうした大きな取り組みを遠くから見守るだけでなく、日々の生活の中でできることもたくさんあります。それは、お子さんの意見をじっくりと聞くことです。

「今日学校で何があったの?」「これについてどう思う?」といった問いかけから、お子さんが「なぜ?」と感じたことや、「こうしたい!」と思ったことを、ぜひ最後まで聞いてあげてください。すぐに答えが出なくても、一緒に考えてみる時間を持つことが、お子さんが自分の意見を形成し、それを表現する力を育む第一歩になります。

まとめ:小さな対話から未来へ

「いのち会議」と大阪大学の取り組みは、子どもたちの声が尊重され、彼らが社会の担い手として育っていくための大切な一歩です。私たち親も、家庭での小さな対話を通して、子どもたちが自信を持って自分の意見を言えるよう、サポートしていきたいですね。子どもたちの「声」が、きっとより良い未来を創る力になることでしょう。

関連情報

出典:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000161447.html)

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