2025年最新調査で見えてきた子どもの生活実態
今回の調査は、全国の小学生の保護者1,200名、中学生の保護者600名、高校生600名を対象に、2025年11月14日から19日にかけてインターネットで行われました。子どもたちの日常生活に関する様々なデータが明らかになっています。
要点整理:ここがポイント!
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お年玉の平均額
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小学生:23,158円(前回調査から2,399円増加)
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中学生:29,533円(前回調査から2,034円増加)
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高校生:27,724円(前回調査から239円減少)
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起床・就寝時刻
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小学生の平均起床時刻:6時41分、平均就寝時刻:21時37分
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中学生の平均起床時刻:6時43分、平均就寝時刻:22時59分
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高校生の平均起床時刻:6時34分、平均就寝時刻:23時44分
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放課後の過ごし方
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最も時間を費やすのは「テレビ視聴」で平均77分。
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遊ぶ場所の1位は「自宅」、2位「公園・運動場」、3位「友だちの家」。1・2年生では「学童」が2位でした。
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一番楽しいこと
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男子:1位「テレビゲーム・携帯ゲーム」、2位「外遊び」、3位「スマホゲーム」
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女子:1位「友だちとおしゃべり」、2位「テレビゲーム・携帯ゲーム」、3位「おやつ」
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お年玉の使い道
- 「貯金」が59.3%と圧倒的に多く、次いで「おもちゃ」「ゲーム機・ゲームソフト」が続きます。
お年玉の平均額、小学生と中学生で2,000円以上増加!
2025年のお正月にもらったお年玉の総額は、小学生で平均23,158円、中学生で平均29,533円、高校生で平均27,724円という結果でした。

特に小学生と中学生では、前回調査から2,000円以上の増加が見られ、子どもたちが手にするお年玉の金額は増える傾向にあるようです。一方で、高校生ではわずかな減少となりました。お年玉をもらう割合も、小学生で95.7%と前回から6.0ポイント上昇しており、多くの子どもたちがお年玉を楽しみにしている様子がうかがえます。
お年玉の使い道としては、「貯金」が約6割と最も多く、堅実な一面が見られますね。その次に「おもちゃ」や「ゲーム機・ゲームソフト」が挙げられており、子どもの興味関心がお金を使う対象にも現れています。特に4年生以上の男子では「ゲーム機・ゲームソフト」に使う割合が高い傾向にあるようです。

保護者へのヒント:お年玉は金銭教育のチャンス
お年玉の金額が増えている今、子どもと一緒にお年玉の使い道を考える良い機会です。ただ貯金するだけでなく、「何に使うか」「どうしたらもっと増えるか」など、お金について話し合うことで、金銭感覚を養うきっかけになるでしょう。
学年が上がるにつれて就寝時間が遅くなる傾向
子どもたちの生活リズムを見てみると、起床時刻は小学生が6時41分、中学生が6時43分、高校生が6時34分と、学校種別で大きな差はありませんでした。

一方、就寝時刻は、小学生が21時37分、中学生が22時59分、高校生が23時44分と、学年が上がるにつれて大きく遅くなる傾向が見られます。特に中学生では3年生が23時16分、高校生では3年生が23時49分と、高学年になるほど夜更かしの傾向があるようです。

保護者へのヒント:規則正しい生活リズムの重要性
成長期の子どもたちにとって、十分な睡眠は心身の発達に欠かせません。学年が上がるにつれて勉強や部活動で忙しくなりますが、家庭で就寝時刻の目安を決め、質の良い睡眠がとれるようサポートしてあげることが大切です。
放課後は「テレビ」「インターネット」「ゲーム」が上位に
放課後の過ごし方では、「テレビ視聴」が平均77分と最も長く、続いて「インターネット(動画視聴など)」が59分、「ゲーム」が58分となりました。デジタルメディアに触れる時間が長いことが分かります。

放課後の主な遊び場所は「自宅」が74.9%と突出して高く、続いて「公園・運動場」(27.7%)、「友だちの家」(27.4%)でした。低学年では「学童」が2位に入るなど、学年によって過ごす場所も変化しています。

一番楽しいことは「ゲーム」、自由な時間は「友だちと」
子どもたちが「一番楽しい」と感じることは、全体では「テレビゲーム・携帯ゲーム」が1位でした。男子では圧倒的にゲームが上位を占める一方、女子では「友だちとおしゃべり」が1位となり、男女で異なる傾向が見られます。

自由な時間を誰と過ごしたいかという質問では、「友だちと」(67.5%)が最も多く、次に「母親と」(49.1%)、「父親と」(36.5%)と続きました。学年が上がるにつれて「ひとりで」過ごしたいと答える子どもが増える傾向も読み取れます。

保護者へのヒント:子どもの興味関心に寄り添う
ゲームやインターネットが子どもの生活に深く根付いていることが分かります。頭ごなしに禁止するのではなく、一緒にルールを決めたり、子どもの興味を深掘りするような体験(プログラミング教室など)に繋げたりすることも有効かもしれません。また、「友だちと」過ごす時間を大切にしている子どもが多いので、友だちとの交流をサポートしつつ、親子で過ごす時間も意識して作っていくと良いでしょう。
好きな食べ物1位は「おすし」、嫌いな食べ物1位は「サラダ」
好きな食べ物では、「おすし」が2000年調査以降、継続して1位を獲得しています。続いて「ラーメン」「ポテトフライ」が上位に入りました。前回調査と同じ顔ぶれで、子どもたちの味の好みは安定しているようです。

一方で、嫌いな食べ物の1位は「サラダ」、2位「焼き魚」、3位「さしみ」という結果でした。「嫌いな食べ物はない」と答えた子どもも41.3%と多く、全体的に好き嫌いが少ない子どもが増えているのかもしれません。
まとめ:現代の子どもたちの姿を知り、より良いサポートを
今回の調査結果からは、お年玉の増加やデジタルメディアの利用時間の長さ、友人との交流を重視する傾向など、現代の小学生のリアルな生活が浮き彫りになりました。子どもたちの生活実態を知ることは、私たち保護者がより良いサポートをしていく上で大切なことです。
これらの情報を参考に、ぜひご家庭で子どもたちと話し合い、子どもたちの成長に合わせた関わり方を考えてみてください。
出典:学研教育総合研究所 https://www.gakken.jp/kyouikusouken/whitepaper/index.html

