「誰一人取り残すことのない、個別最適化された学び」って何?
最近、国の方針として「教育DXロードマップ」というものが発表されています。これは、デジタル技術を使って、子どもたち一人ひとりに合った学習環境を整え、「誰も置き去りにしない学び」を実現しようという大きな目標です。MetaMoJiさんもこの方針に沿って、今回の新しいドリルソフトを開発したとのこと。
「個別最適化された学び」と聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、簡単に言えば、子どもたちの得意なことや苦手なことを先生がリアルタイムで把握し、それぞれの子にぴったりの問題を出したり、必要なサポートをしたりすること。例えば、漢字が苦手な子には漢字の練習を多めに、計算が得意な子には少し難しい問題に挑戦させる、といったイメージです。
「メタモジドリル」の注目ポイント
この「メタモジドリル」には、子どもたちの学習を力強くサポートし、先生方の負担も減らしてくれるような工夫がたくさん詰まっています。
-
一人ひとりに合わせた学習
-
AI(人工知能)が、子どもたちの学習状況に合わせて最適な問題を出題してくれます。
-
先生は画面越しに、子どもたちがどこでつまずいているかを確認し、個別に指導することも可能です。
-
-
先生の負担を軽くする機能
-
子どもがどこでつまずいているかを自動で教えてくれる機能があります。
-
成績管理だけでなく、どんな問題を解いて、どこで間違えたかといった学習の履歴も確認できます。
-
-
学習ツールとの連携
-
普段使っているノートや教材から、ドリル問題に直接アクセスできる機能も備わっています。
-
学習の記録がグラフで表示されたり、データを活用できたりするので、子どもたちの成長が「見える化」されます。
-


いつから使えるの?提供スケジュール
まず第一弾として、小学校用の「メタモジドリル」(漢字・計算・情報)が、2026年4月から無償で提供されます。これは「MetaMoJi ClassRoom 3」を使っている学校であれば、すぐに利用できるとのこと。学校ごとに使うか使わないかを選べるそうですよ。
今後も、第二弾として小学校の他の教科(国語・算数・理科・社会・外国語)や、第三弾として中学校用のドリルも順次提供される予定です。
「MetaMoJi ClassRoom 3」は、Chromebook、iPad、Windowsといった様々な端末に対応しており、高品質な手書き入力や、先生が遠隔で生徒の学習状況を見守れるオンライン巡視機能など、これからの時代の学習に欠かせない機能が充実しています。
詳しい情報はこちらの製品ページで確認できます。
MetaMoJi ClassRoom 3
まとめ
今回の「メタモジドリル」の登場は、子どもたちがもっと自分に合ったペースで学べ、先生方もきめ細やかなサポートができるようになる、そんな未来の学習環境への一歩と言えるでしょう。特に小学校での無償提供は、多くのご家庭にとって嬉しいニュースではないでしょうか。子どもたちの学びが、より楽しく、効果的なものになることを期待したいですね。
出典:PR TIMES

