新プログラムの要点
このプログラムは、子どもたちが自分で課題を見つけ、それを信頼できる情報で深く調べ、さらに海外の子どもたちと英語で話し合うことで、色々な力を育むことを目的としています。
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どんなプログラム?
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信頼できる情報源を使って自分で調べ学習を進めます。
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世界中の子どもたちと英語で意見交換や発表を行います。
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いつから始まるの?
- 2025年10月から、全国の小学校・中学校・高等学校で提供が開始されます。
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どんな力がつくの?
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自分で課題を見つける力
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論理的に考える力
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英語で自分の考えを伝える力
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色々な人と協力する力
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世界の多様な価値観を理解する力
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なぜ今、このような学びが必要なのでしょう?
最近の学校の授業では、「総合的な探究の時間」というものがあったり、国語や算数といった教科の枠を超えて学ぶ「教科横断型学習」が重視されるようになりました。これは、子どもたちが身近な問題から社会全体の課題へと目を向け、情報を集めて分析し、自分の考えを発信する力を身につけてほしいという思いがあるからです。
しかし、学校の先生方からは、信頼できる情報を探すのが大変だったり、新しい授業の準備に時間がかかったりするという声も聞かれます。また、子どもたちが他の人の意見に触れて、自分の考えを深める機会が少ないという課題もあったようです。
こうした背景から、ブリタニカとWith The Worldが協力して、先生方の負担を減らしつつ、子どもたちが主体的に学び、質の高い情報に触れ、海外の子どもたちと協力して課題に取り組める授業モデルを開発したのです。

信頼できる情報と国際交流で広がる学び
このプログラムの大きな特徴は、それぞれの会社が持つ強みを活かしている点です。
1. 信頼性の高い情報の活用
ブリタニカが提供する『ブリタニカ・オンライン中高生版』は、専門家によって内容がしっかりと確認された記事が揃っています。日本語、英語、そして画像や動画も含まれているので、子どもたちは短時間で正確な情報にアクセスできます。英語学習者でも安心して使えるように、語彙のレベルを調整できる機能もあるのが嬉しいですね。
さらに、調べ学習を効率的に進めるための『ブリタニカ探究総合パック』も併用することで、目的を持った調べ学習がより効果的に行えます。
2. 国際交流による学びの拡張
「With The World」は、世界67カ国、約500校という広いネットワークを持っています。このネットワークを通じて、子どもたちは海外の同じくらいの年の子たちと、地球温暖化や貧困といった社会課題について英語で話し合います。

異なる文化や価値観に触れることで、子どもたちは自分の考えを整理し、それを相手に伝える力が養われます。英語力が伸びるだけでなく、色々な考えを受け入れる柔軟な心や、みんなで協力して何かを成し遂げる力も育まれることでしょう。
プログラムは例えば2日間で構成されます。
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Day1:調べ学習
- 子どもたちは身近な社会課題をテーマに、自分で問題を見つけます。ブリタニカのオンラインリサーチツールを使って、世界中の事例やデータを見ながら、自分の意見をまとめる土台を作ります。
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Day2:国際交流・ディスカッション・プレゼンテーション
- Day1で準備したテーマをもとに、日本と海外の子どもたちが英語で話し合います。お互いの課題に対する考え方や価値観の違いを知り、議論を通じて深く考える体験ができます。実践的な英語でのコミュニケーションを通じて、自分の英語力の成長や、さらに伸ばすべき点にも気づくことができるはずです。
私たち保護者から見た期待
このプログラムは、子どもたちが「なぜ?」「どうして?」という気持ちを大切にし、自分で答えを探し、そしてその答えを世界中の仲間と分かち合う、そんな素晴らしい機会を提供してくれます。
私自身も3人の小学生の父として、子どもたちが将来、地域社会だけでなく、世界でも活躍できる人になってほしいと願っています。そのためには、信頼できる情報をもとに深く考え、多様な背景を持つ人々と協力していく力が不可欠だと感じています。このプログラムは、まさにそうした力を育むための、頼もしい味方になってくれるはずです。
全国の小学校・中学校・高校で、それぞれの学校のニーズに合わせて活用できるプログラムとのこと。ぜひ、多くの子どもたちがこの新しい学びの機会に触れ、未来への扉を開いてくれることを期待しています。
出典:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000078599.html)

