「子どもが学校に行けない期間、家での勉強だけが救い」「タブレット学習が良さそうだけど、どれを選べばいいか分からない」みたいな悩みを抱える保護者の方、けっこう多いと思います。
不登校・登校渋りの小学生にとって、タブレット学習は「机に向かう負担が少ない」「家で完結する」「自分のペースで進められる」という3つの強みがあって、実際に続けやすい教材です。
この記事では、不登校でも続けやすいタブレット学習5社を、料金・出席扱い対応・続けやすさで比較してご紹介します。
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不登校のタブレット学習選びで見るべき4ポイント
不登校の子向けにタブレット学習を選ぶときは、一般家庭向けの選び方とは少し見るべきポイントが違います。次の4つを軸にして比較すると失敗しません。
1. 「出席扱い」に対応しているか
文部科学省の通知(2005年)で、自宅でICT教材を使った学習でも一定の条件を満たせば「出席扱い」として認められるルールがあります。すらら・スタディサプリなどは、出席扱いの実績が多く、学校側との交渉資料も豊富です。
とはいえ最終的に出席扱いを判断するのは学校長なので、教材を選ぶ前に学校の対応方針を確認しておくのがおすすめです。
2. 子どものペースで進められるか
不登校の子は「学校と同じスケジュールに合わせる」のが負担になることが多いです。週ごとに教材が送られてくる形式(紙テキストの郵送系)より、いつでも好きな単元から進められるタブレット完結型のほうが続きやすい傾向があります。
3. 学年・進度のリセットが可能か
不登校の子は学校進度から遅れがちなので、「学年に縛られず戻って学べる教材」が向いています。すららは無学年式(小1〜高3まで自由に行き来できる)、スタディサプリも全学年見放題です。学年に固定される教材は途中で挫折リスクが上がります。
4. 親の管理負担が軽いか
共働き家庭・きょうだいがいる家庭では、保護者がつきっきりで教材管理する余裕がない場合が多いです。学習レポートが自動で届くもの・AIが進捗を管理してくれるものを選ぶと、親の負担が大幅に減ります。
不登校でも続くタブレット学習 おすすめ5選
1. すらら|出席扱いの実績が圧倒的に多い
不登校支援で名前が一番出てくるのがすららです。無学年式・キャラクターによる対話形式・AIによる学習診断と、不登校の子にやさしい設計が揃っています。
2025年度時点の出席扱い実績は数千件規模(公式公表ベース)。学校との交渉用の資料も用意されているので、初めての保護者でも進めやすいです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 小1〜高3(無学年式) |
| 料金 | 月8,800円〜(小中3教科コース) |
| 出席扱い対応 | ◎ 実績豊富・サポート資料あり |
| 解約 | 4ヶ月継続後はいつでも可 |
2. スマイルゼミ|タブレット完結で親の負担が軽い
専用タブレット1台で全教科対応・書き取りもタブレット上で完結するスマイルゼミ。タブレット完結型なので「紙教材が散らかる」「親が丸つけする」のが不要で、共働き家庭にも合います。
不登校特化のサポートはありませんが、学年に縛られない先取り学習・戻り学習が可能。「学校と同じレベルで進めたい」「特別感を出さずにいつもの教材で続けたい」場合に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 小1〜中3 |
| 料金 | 月3,278円〜(小1標準コース・12ヶ月一括払い) |
| 出席扱い対応 | △ 実績はあるが交渉次第 |
| 解約 | 2週間お試し期間あり・以降はいつでも |
3. 進研ゼミチャレンジタッチ|業界大手・コスパ重視
業界最大手の進研ゼミチャレンジタッチ。月額3,250円〜と料金が安く、ゲーミフィケーション要素(コラショや赤ペン先生)で楽しく続けやすい設計です。
大量の利用者データをもとにAIが個別最適化された問題を出題するので、「勉強嫌い」の子でもとっつきやすいのが強み。不登校の子の出席扱い実績はそこまで多くないですが、料金面の余裕がある分、他教材と併用しやすいです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 小1〜高3 |
| 料金 | 月3,250円〜(小1・12ヶ月一括払い) |
| 出席扱い対応 | △ 実績は少ない |
| 解約 | 2ヶ月以上の受講で解約可 |
4. デキタス|マンガ授業で楽しく続けられる
城南進研グループが運営するデキタス。授業はすべてアニメ・マンガ形式で展開されるので、学校の授業形式が合わない子・文章が苦手な子にも入りやすい教材です。
料金が月3,300円(小学生コース)と進研ゼミと同水準で、不登校特化機能はないものの「楽しく続けやすい」点で評価されています。先取りや戻り学習も自由にできるのが強み。
5. スタディサプリ小学講座|学校進度の補習に強い
リクルートが運営するスタディサプリ小学講座。月額2,178円と業界最安級で、有名予備校講師の動画授業が見放題です。
不登校特化機能はないですが、学校で習う範囲を体系的にカバーしていて、「学校に戻ったときに遅れを最小限にしたい」というニーズに合います。アプリで完結するのでタブレットでも視聴可能。
不登校のタブレット学習で失敗しやすい3つのパターン
失敗1:高額教材を契約してすぐ続かなくなる
「子どものために」と意気込んで一番高い教材を最初から契約してしまい、子どもが続けられず数万円が無駄になるパターン。月額2,000〜3,000円台の教材から試して、続きそうなら上位プランに切り替えるのが安全です。
失敗2:「出席扱い」を期待しすぎる
教材会社側が「出席扱い対応」と謳っていても、最終判断は学校長です。教材を契約する前に、学校側に「自宅学習で出席扱いになる条件」を確認しておきましょう。詳しくは 不登校の子のタブレット学習でつまずく5パターン も参考になります。
失敗3:親が管理しすぎて逆効果になる
不登校の子に「タブレットでもいいから勉強して」と毎日声掛けすると、逆にプレッシャーで続かなくなることがあります。最初の1ヶ月は「気が向いたときに開く」くらいのスタンスで様子を見るのが、長く続けるコツです。
FAQ|不登校のタブレット学習でよくある質問
Q1. 不登校のタブレット学習は本当に「出席扱い」になりますか?
文部科学省の通知で一定の条件を満たせば出席扱いになる枠組みはあります(2005年通知)。ただし最終判断は学校長なので、教材選定の前に学校側に確認することをおすすめします。すらら・スタディサプリは出席扱い実績が多い教材です。
Q2. タブレット学習は1日何分くらいやればいいですか?
不登校初期は10〜15分から始めて、徐々に30〜45分に伸ばすのが現実的です。最初から1時間以上を目指すと挫折しやすいので、まずは「タブレットを開く習慣」を作るのが第一歩。子どもの様子を見ながら無理のないペースで進めましょう。
Q3. すららとスマイルゼミはどちらが不登校向きですか?
出席扱いを狙うならすらら(実績豊富)、タブレット完結の使いやすさを優先するならスマイルゼミです。すららは無学年式で戻り学習が自由、スマイルゼミは標準学年カリキュラム中心という違いもあります。詳しい比較は すららの口コミ・評判【2026年】不登校の小学生に向いている? をご覧ください。
Q4. 親が忙しくて見守れない場合でも続けられますか?
タブレット学習の多くは学習レポートが自動で保護者にメール送信される仕組みになっています。スマイルゼミ・進研ゼミは特にこの機能が充実しているので、共働き家庭でも進捗を把握しやすいです。
Q5. 中学校に上がっても同じ教材を続けられますか?
すらら・進研ゼミ・スマイルゼミは中学生コースに継続移行できます。デキタス・スタディサプリも中学講座があるので、小学生時代の慣れた教材を中学でも続けられる安心感があります。
まとめ|「続けられる教材」が一番大事
- 出席扱い狙いならすらら(実績豊富)
- タブレット完結重視ならスマイルゼミ
- 大手・コスパ重視なら進研ゼミチャレンジタッチ
- マンガで楽しく続けたいならデキタス
- 学校進度の補習ならスタディサプリ小学講座
不登校の子にとって、教材選びで一番大事なのは「合うか・続けられるか」です。料金や機能を比べる前に、まず1〜2社の無料体験で「子どもが触れた時の反応」を確認するのが王道。気軽に始めて、合わなかったら別の教材に切り替えるくらいのスタンスがちょうどいいです。
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