最新調査でわかった子どもの本音
この調査は、幼児から高校生までの子どもたちを対象に行われました。特に小学生の保護者の皆さんに知ってほしいポイントを、いくつかご紹介します。
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将来つきたい職業のトップ3
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幼児:「パティシエ」「警察官」「消防士」
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小学生:「ネット配信者」「パティシエ」「警察官」
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中学生:「会社員」「公務員」「学校の教員」
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高校生:「会社員」「公務員」「学校の教員」
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イメージする理想の大人像
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小学生:1位「人にやさしく接している」、2位「友だちがたくさんいる」
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中学生:1位「自分らしく自由に生きている」、2位「人にやさしく接している」
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高校生:1位「趣味を楽しんでいる」、2位「自分らしく自由に生きている」
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小学生が描く「将来の夢」
小学生が将来つきたい職業の1位は、なんと「ネット配信者」でした。YouTubeなどで活躍する姿が、子どもたちの身近な目標になっているようです。2位には「パティシエ」、3位に「警察官」と、昔から人気の職業も健在です。
男子では「ネット配信者」「警察官」「野球選手」、女子では「パティシエ」「学校の教員」「看護師」が上位にランクインしており、男女で人気の職業に違いが見られますね。

どんな大人になりたい?「理想の大人像」
将来、どんな大人になりたいかという質問では、小学生は「人にやさしく接している」が最も多く、次に「友だちがたくさんいる」という回答が続きました。親として、子どもが周りの人を大切にできる人間に育ってほしいと願う気持ちは共通しているのではないでしょうか。
中学生になると「自分らしく自由に生きている」が1位になり、高校生では「趣味を楽しんでいる」がトップに。年齢が上がるにつれて、自己実現や個人の充実を求める傾向が強まることがうかがえます。

幼児期の生活習慣と夢中なこと
調査では幼児期の生活習慣も明らかになりました。平均起床時刻は6時52分、平均就寝時刻は21時18分で、93%の子どもが毎日朝食を摂っているそうです。規則正しい生活を送る幼児が多いのは安心材料ですね。
また、幼児が夢中になっていることのトップ3は「ゲーム」「YouTube」「ポケットモンスター」でした。男子では「ゲーム」「ポケットモンスター」「YouTube」、女子では「プリキュアシリーズ」「YouTube」「シール」が上位に挙がり、男女ともに「YouTube」が上位に入っているのは、今の時代を象徴していると感じます。

インターネット情報の見極め方
インターネットやSNSで見た情報が「本当かどうか」を確かめる方法について、小学生の56%が何らかの確認をしていると回答しました。最も多い確認方法は「家族に聞く」で、約半数を占めています。一方で、約25%の子どもは「本当かどうか気にしていない」と答えている点も注目すべきでしょう。
高学年になるほど確認する割合が高まる傾向にありますが、私たち保護者が日頃から子どもと一緒に情報について話す機会を持つことの大切さを感じます。

子どもの成長を支える保護者として
今回の調査結果を見て、子どもたちの価値観や興味が多様化していることを改めて感じました。特に小学生の「ネット配信者」という夢は、私たちが子どもの頃にはなかった職業ですね。
子どもがどんな夢を抱いていても、まずはその気持ちを受け止め、応援する姿勢が大切です。そして、その夢を叶えるためにどんな力が必要か、一緒に考える時間を作るのも良いでしょう。例えば、ネット配信者であれば、企画力や表現力、コミュニケーション能力、そして情報リテラシーなどが求められます。
インターネットとの関わり方については、子どもが「家族に聞く」ことを頼りにしているという結果は、私たち保護者にとって嬉しい発見です。日頃からオープンな対話を心がけ、子どもが安心して相談できる環境を作ることが、情報社会を生き抜く力を育む上で非常に重要だと考えます。
今日のまとめ
学研教育総合研究所の調査は、子どもたちのリアルな姿を映し出しています。将来の夢や理想の大人像は、時代とともに変化していくものですが、子どもたちが「人にやさしく接したい」「自分らしく生きたい」と願う気持ちは、いつの時代も変わらない大切な心根ではないでしょうか。
私たち保護者は、子どもの夢や価値観に寄り添いながら、健やかな成長をサポートしていきたいですね。この調査結果が、皆さんのご家庭での会話のきっかけになれば幸いです。
出典:学研教育総合研究所 幼児・小学生・中学生・高校生白書(https://www.gakken.jp/kyouikusouken/whitepaper/index.html)





