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「いじめ予防」でチームが強くなる!小学生向けワークショップ開催

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スポーツ現場で「いじめ予防」と「チーム力アップ」を学ぶ

公益社団法人子どもの発達科学研究所と一般社団法人SRU品川区ラグビーフットボール協会が共催で、2025年3月8日に東京都品川区の小山台会館で体験型イベントを開催しました。このイベントは、スポーツの現場におけるいじめ予防の取り組みが、実はチームワークの向上にもつながるという大切なメッセージを伝えることを目的としています。

イベントには、同協会が運営するラグビークラブに所属する5歳から10歳の子どもたち10名と、指導者を含む大人6名が参加しました。

子どもたちがカードゲームに熱中する様子

カードゲーム「ゲミワ」で子どもたちが考える「前向き行動」

ワークショップでは、カードゲーム「ゲミワ」が活用されました。「ゲミワ」とは、ゲームを楽しみながら知らないうちに学びを深めることができる、いじめ予防を目的とした体験型の学習プログラム(ゲーミフィケーションワークショップ)です。子どもたちは、このゲームを通じて、チームの仲間への前向きな声かけや協力行動について考える時間を過ごしました。

子どもたちからは、以下のような感想が寄せられています。

  • 「友達に流されないようにしたいと思った。なぜなら、流されてしまうと怪我人がでてしまうかもしれないから。」

  • 「次の試合で『リーダーゴリラ』(※)や『おたすけヒツジ』(※)を増やしたいです。」

  • 「これからチームに『ごきげんモンキー』(※)みたいになれたらいいなと思った。」

  • 「『ちゃんときくゾウ』を増やしたい。ルールを聞かないと皆と上手くプレーできないから。」

(※)ゲミワに登場する、望ましい行動を模したキャラクター

これらの感想からは、子どもたちがゲームを通じて、チームの一員としてどう行動すべきか、自ら考えている様子が伝わってきますね。

カードゲームを楽しむ子供たち

保護者・指導者向けに脳科学に基づいたレクチャーも

子どもたちのワークショップの後には、保護者と指導者を対象に、脳科学に基づいたいじめ予防についてのミニレクチャーも実施されました。公益社団法人子どもの発達科学研究所の研究員である青山智士氏が講師を務め、スポーツチームにおけるいじめ予防や心理的安全性の重要性について参加者と意見交換が行われました。

一般社団法人SRU品川区ラグビーフットボール協会理事の成見宏樹氏は、スポーツの世界では忍耐力やタフさが過剰に重視されがちな風土が、いじめが起きやすい条件を作ってしまうことがあると指摘しています。当初は「いじめ防止」という言葉にピンとこなかったものの、今回の取り組みを通じて、スタッフの大人も含めて目指すチームを作る上での重要なポイントだと感じたそうです。

講演する青山智士氏

家庭でできること:子どもとの会話を大切に

今回のイベントは、いじめ予防が単に問題を取り締まるだけでなく、チーム全体の絆を深め、子どもたちが安心して活動できる環境を作るための大切な取り組みであることを示しています。

家庭でも、子どもたちがスポーツや学校でどんな友達とどんな風に過ごしているか、どんな声かけをしているかなど、日頃から会話を大切にすることが第一歩になります。もし、お子さんが「リーダーゴリラ」や「ごきげんモンキー」のような、前向きな行動を促すキャラクターの話をしてきたら、それはきっとワークショップでの学びが生かされている証拠。ぜひ耳を傾けてあげてください。

公益社団法人子どもの発達科学研究所は、学校の部活動や地域スポーツクラブなど、スポーツの現場におけるいじめ予防やチームづくりの研究・実践を進めています。

「ゲミワ」についてさらに詳しく知りたい方は、特設サイトをご覧ください。

また、公益社団法人子どもの発達科学研究所の活動については、公式サイトで確認できます。

まとめ

今回の品川でのイベントは、いじめ予防がチームワークを強化し、子どもたちがより前向きにスポーツに取り組むための大切な要素であることを教えてくれました。カードゲームを通じて楽しみながら、仲間を思いやる気持ちや協力する姿勢を育むことができるのは、親としても大変心強いですね。子どもたちが安心してのびのびと活動できる環境が、これからも広がっていくことを期待しています。

出典:PR TIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000076724.html

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