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小学生と家庭で考える海の未来:JAMSTEC監修『海洋STEAM教育ハンドブック』

目次

要点整理

  • 書籍名: 『予測困難な時代を生き抜くための 海洋STEAM教育ハンドブック』

  • 刊行日: 2026年3月11日

  • 監修: 国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)

  • 内容: JAMSTECが開発した「海洋STEAM教材」を基に、海洋研究の知見を学校教育に導入する教育モデルを提案。海洋資源、気候変動、海洋プラスチック問題など、海の課題を学ぶことで、子どもたちの探究心を育みます。

  • 特徴: 研究機関の一次データや希少な画像・映像を活用し、小学校から高校までの具体的な授業実践事例を豊富に収録しています。

なぜ今「海洋STEAM教育」が大切なのでしょうか?

日本は海に囲まれた国ですから、海のことは私たちの暮らしに深く関わっています。海洋資源のこと、北極の環境変化、気候変動、そして海洋プラスチックの問題など、海を巡る課題は、経済や環境、災害対策といったあらゆる面で、私たちの生活と直結しています。

しかし、こうした海の「今、何が起きているのか」という最先端の情報が、なかなか学校の授業で詳しく語られる機会は多くありません。このハンドブックが目指すのは、まさにそのギャップを埋めること。JAMSTECが長年の研究で集めてきた本物のデータや珍しい映像を教材として使うことで、子どもたちは「今、地球で起きていること」をリアルに感じ、社会の課題を「自分ごと」として捉える力を育むことができます。

この教育モデルでは、理科だけでなく、技術、工学、芸術、文化、生活、経済、法律、政治、倫理、算数(数学)といった多様な分野を複合的に学ぶSTEAM教育を実践します。また、答えが一つではない問いに対して、データや事実をもとに考え、話し合う「探究する力」を重視しています。

JAMSTEC監修のハンドブック、どんな内容?

このハンドブックは、ただ理論を説明するだけでなく、教育現場で実際に役立つように「授業づくり」の具体的なプロセスが示されています。小学校、中学校、高等学校での実践事例はもちろん、地域と連携した学習や国際教育の実践例も収録されているのが特徴です。

例えば、深海探査機にはどんな種類があるのか、地震や津波がなぜ起こるのか、海洋プラスチック問題についてどのように学ぶのかなど、具体的なテーマで授業の進め方が紹介されています。本物の研究成果を子どもたちの学びに合わせて活用するための工夫が随所に見られます。

深海探査機の種類について解説するページ

地震と津波のメカニズムを学ぶ授業計画

JICA海外協力隊による海洋プラスチック問題の環境教育事例

ICT教育の専門家である堀田龍也先生も、この本を「自治体・教育委員会・学校が連携し、JAMSTECが有する豊富な情報を活用した探究学習の実践の指南書である」と推薦されています。地球規模の課題を自分ごととして捉え、行動できる人材を育てるための、まさに羅針盤のような一冊と言えるでしょう。

ICT教育の第一人者、堀田龍也氏の推薦コメント

家庭でできること

このハンドブックは主に学校の先生方向けに作られていますが、家庭で子どもと一緒に海のことを考える良いきっかけにもなりそうです。例えば、この本で紹介されているテーマを参考に、親子で海のニュースについて話したり、関連するドキュメンタリーや動画を見てみたりするのもいいですね。JAMSTECのウェブサイトには、子ども向けの分かりやすい情報もたくさんありますので、ぜひ活用してみてください。

子どもたちが「なぜ?」と思ったときに、一緒に調べて、一緒に考える時間を持つことで、探求する力の土台を家庭で育むことができるはずです。この本が、そんな親子の学びのきっかけになることを期待しています。

まとめ

『予測困難な時代を生き抜くための 海洋STEAM教育ハンドブック』は、子どもたちが海の課題を通じて、未来を生き抜くために必要な力を育むための一冊です。JAMSTEC監修による本物のデータと、具体的な授業実践例が詰まっており、学校教育だけでなく、家庭での学びにも新たな視点をもたらしてくれることでしょう。

この本は2026年3月11日に発売されます。ぜひ手に取って、お子さんと一緒に海の広がりと深さを感じてみてはいかがでしょうか。

書籍の詳細は、以下のリンクから確認できます。

出典:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000151.000026724.html)

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